Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語の授業 映画をみる 葉牡丹を レモンの木に実が

12月1日(金)午後はフランス語の授業にでた。相変わらず、聞き取りは難しい。目で文字を辿りながら読むのは比較的容易いが。。。。音で聞き取れなければ、フランス語を理解したことにはならない。ため息がでるが・・・

 夕方の5時半から同志社大学の寒梅館で映画上映会があった。「ミシッシピから100年」をみた。映画のあとタラブ・ベツライ・カークランド監督トークがあった。1915年に7歳だったメイミー・タラブ・カークランドは、アメリカ社会がアフリカ系アメリカ人に対してどんなことをしてきたかを、自己の体験から話した。それをメイミーの9人の子供のなかで一番下の息子タラブが製作した。母は、息子に自らの人生をなかなか語ろうとしなかったが、少しづつ語り始めた。そして、母のライフヒストリードキュメンタリー映画にした。この100年間の母の人生は、まさにアフリカ系アメリカ人が体験してきた歴史でもあった。貴重な記録映画となった。日本語字幕は最後にメイミーが語った言葉、I become a man.を「私は男になった」とあった。a man は「人間」だと思った。男になりたかったわけではない。普段の言葉の中には「human being」はない。「男」と「女」の問題として、アメリカの「黒人」問題をとらえているわけではなかった。字幕はとても大事だと思った。久しぶりに多くの友人たちとも会えた。なによりも、そうした場に行けたことがよかった。

3日(日)大原の朝市にでかけた。新鮮な野菜がうれしい。お花やさんはおやすみだった。まだ家中のお花は元気なのでよしとする。ベランダのバラたちは、すべて葉っぱを取りのぞき、今年伸びた枝を少し剪定して、形を整えた。すっきりした。バラの横に長く置いていたベゴニアは、花が咲かなくなったので、別の場所に移して、小さな葉牡丹を植えた。2023年が無事終わり、2024年の新しい年を迎えたいと思った。ハボタンの下のプランターは、あれこれの枝をさしておく場所で、新しい花や葉っぱが生まれてくる。

 15年ぶりにレモンの木に実が16個もできた。何度も何度も数えていて、13個だと思っていたが、どこかに隠れていたのか、16個もあった。いつが食べごろかわからなかったが、12月に入ったので、食べてみようと思った。

 初めてレモンの実をとって、カキフライにかけて食べてみた。とても新鮮で美味しかった。あまりすっぱくもなく、ちょうどいい。うれしい贈り物を得たような気分。実がなる木、花が咲く木は、育てていても愛おしいし、とても元気を与えてくれる。

 ようやく安倍元首相の政治資金問題が浮上した。だが、どこまでメスを入れられるか、わからない。モリ・カケ問題は、うまく逃れたと思っているかもしれない。「桜をみる会」、河合夫婦への選挙応援資金の問題などもすべていやむやになっているが、今後こうした「お金」にまつわることから明らかにしてほしい。さらには、「統一教会」との関係も明らかにしてほしい。