Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

袋のリメーク 政倫審の役割? プーチン大統領はますます独裁に デジタル社会の落とし穴

18日(月)クローゼットの断捨離が一応終わった。一度はゴミ袋に捨てたビニールの袋を取り出して、カバーと水彩画の筆入れを作った。台所用の洗剤やブラシなどを入れているカゴの蓋も作ることにした。袋作りが大好きな私にとって、気分転換にもなり、捨てる罪悪感からは少しは救われた。

       

 今日の衆議院での政倫審に下村元文科相が出席した。政治資金パーティの収入と支出に関する収支報告書への記載もれと説明し、謝罪した。「裏金」として使用したことはないと答え、それ以上も、それ以下でもなかった。下村氏の政倫審出席は、何の意味もなかった。

 ロシアの大統領選挙では、電子投票を導入した。それで投票した人には、ポイントなどを付与する懸賞が与えられたという。マンション、自動車、スマートフォンが当たるなどというものだ。電子投票なら投票を簡単に操作される可能性もあるので、どのように、管理しているのかも疑問。予想通り、政府が選挙を統制して、反体制派を逮捕した。87%がプーチンを支持しているという印象づけが大事だったと報道。プーチンはますます国内での統制を強め、ウクライナに対して強行な侵略を正当化するだろうとBBCは報道した。プーチン大統領の任期は2030年まで。5期目で、2000年から大統領。権力の座に居続けると独裁になることを証明しているようなものだ。

 4時過ぎから筋トレジム・カーブスに行った。やはり少しでも運動をしなければ、筋力が落ちていくのがわかる。家では長いことやめていた、「踏み台昇降運動」をはじめた。30センチほどの踏み台を昇り降りするだけで、テレビをみながらでもできる。有酸素運動なので、ウォーキングよりも良いと言われている。随分前に、ある地域では、高齢者たちがグループで「踏み台昇降運動」をやっているのをみたことがある。単純な動きだが、継続が大事なので、少しづつやっている。

 今日も変なメッセージが携帯電話に残っていた。「宅配を届けたがお留守だったので、持ち帰りました。連絡をお願いします」と書いてあった。今日は、その電話に気づくまで、私はずっと家にいたし、マンションに住んでいるので、宅配が届いたなら、一階の玄関ドアに設置したボックスから、部屋番号に呼び出し音がなる。もし不在なら、宅配ボックスに入れ、宅配屋さんのメッセージが郵便受けに入れられる。電話でなんか連絡はこない。私はその電話に、もちろん返事はしていないし、知らない人からの携帯電話には対応しない。もし、家にまで入ってきて、居直り強盗にあうことにでもなれば、生命が危なくなる。本当にこんな悪質なことはやめてほしい。

 メールでも怪しげなメッセージが毎日のようにくる。最近ではピットコインの投資や、あなたに遺産を振り込みたいとか、あなたが大金を受け取るラッキーな人に選ばれましたとか、いろいろとくる。私は絶対にそういうことには乗らないが、騙される人も多くいるようだ。いたずらなのか、詐欺なのか、わからないが、デジタル社会の落とし穴だ。最近もマクドナルドがシステム障害を起こし、営業が停止になった。日本でもさまざまな銀行がシステム障害を起こしている。今回のマクドナルドはサイバー攻撃ではなかったと言っているが、企業や銀行などが、いつ何時、世界のあちこちで、サイバー攻撃にあっているのは確かだ。デジタル化社会は安全ではない。AIが勝手に情報を作成し、世界中に偽情報をばらまくことぐらい簡単にやってのける。最近もそんな出来事があった。ウクライナの戦争だって、ドローンを使って遠隔操作で、どこにでも攻撃できる。携帯電話で位置情報も確認できる。デジタル監視社会のなかで、人間がどう生きていくかが試されている。いやな社会だ。

今宮神社と大徳寺に朝の散歩 クローゼットの中の断捨離 大原の朝市 ロシア大統領選挙

16日(土)バスで今宮神社まで行き、境内を散歩して、大徳寺を通り抜けて、北大路まで歩いた。そこからはバスで北大路まで。いつもよく行くお蕎麦屋さんでランチをして、帰宅。ゆったりとした時間を過ごした。晴れ晴れした気分で身体を動かせることに、感謝。

 帰宅後は、気になっていたいたクローゼットの中のものを断捨離した。季節の変わり目や、バッグを取り出したいときにしか開けないクローゼット。日頃種々様々なものを押し込んでいるので、そこを整理しようと思った。ハンガーに吊るしている洋服類は手をつけず、それ以外のものを全部取り出して、種類別仕分けからはじめた。裁縫用の道具や布やレース、紐類、毛糸やあれこれを一つのところにまとめた。バッグ類は、これから使うものだけを、壁に吊るしていつでも見えるようにした。整理・整頓は実行するのみ。コロナ禍の中、まったく着なくなった洋服や、古いものは断捨離して、かなり整理したのに、まだまだ処分できなかったものがいっぱいある。ため息がでる。30年も前に購入したものを大事にとってあるが、この先絶対に身につけないと思うものが断捨離できた。すこしづつ、断捨離をつづけるしかない。

 17日(日)大原の朝市に出かけた。柳の一種と、ゆりとレースフラワー、菊を購入。お野菜はちょうど端境期で品薄だった。ウマイ菜を購入。いかにもおいしそうな菜葉。

 

 ロシアでは、大統領選挙があり、投票場で反プーチンを意思表示する投票者たちが行動にでている。投獄中に殺されたナワルヌイ氏の妻は、プーチン以外の人に投票するよう呼びかけた。中には投票箱に色付きの液体を入れ、投票用紙を汚したり、火をつけたりして、抗議する人たちがいることを、メディアが報じていた。プーチン大統領は、投票率70%、80%の得票で圧倒的勝利を望んでいると。どうすれば、独裁者プーチンの暴走を止めることができるのだろうか。

 私は、最近ではフランスのニュースをみたり、聞いたりしている。最近、マクロン大統領は、メディアのインタビューにこたえて、なぜロシアと戦わなければならないかという問いに対して、NATO、ヨーロッパ、フランスに対する政治的、経済的脅威だと、理路整然として、明確に答えていた。その判断が正しいかどうかは別として、一国の大統領としての確固たる意見を述べていた。岸田首相からはそのような言葉を聞いたことがないと強く思った。この違いは何なのかと考えた。信念がないのか、本音が語れないのか、曖昧にしておいて責任逃れをしたいのか、リーダーシップが感じられない。

友人たちとの再会 国会中継・戦闘機をなぜ作るのか

 14日(木)何年かぶりで、大学時代の友人5人+友の妹さんと奈良で出会って、ランチとお茶をした。遠くは東京からの友と、アメリカから一時帰国中の友とも出会えた。コロナ 禍のなかでは叶わなかったことが、ようやく実現した。それだけでも感無量。知り合って60年も経つ。それぞれの生き方を尊重し、励ましあい、励まされて過ごしてきた。これからは、こんな友人はつくれないと思うと、貴重な存在だと実感した。学生時代にいい友たちに出会えたことは、何ものにもかえがたい。過去の様々な思い出は、それぞれに異なる記憶であったことも面白いと思った。

 国会中継を観ていても、どうも納得がいかない。すでに自民党公明党で次期戦闘機の輸出をめぐって合意し、政府サイドですべて取り決めてあることがわかった。立憲民主党の質問に対しても、岸田首相はのらりくらりの応答するが、国際共同開発品の第三国輸出についても、すでにイギリスとイタリアとの開発・生産分担が決まっていると思った。三菱重工が武器製造に関わり、そこに政府から予算が用意されていることも、すべて政府サイドで決めていることがわかった。来年度の予算は、ほとんど国会での議論がなく政府が勝手にきめたことも、恐ろしい。何の生産性もない「裏金・政倫審」の無駄な議論に時間を奪われて、重要なことが全部すり抜けているように思った。

 メディアの大半が、大事な政治ニュースを報道せず、「大谷翔平」の動向を追っかける。ちょっと異常ではないかと思う。

「習字のおけいこ」 趣味を楽しむ机に 春きたり 「政治とカネ」の問題

12日(火)午後から「習字のおけいこ」だった。前回はあまりの寒さに出かける勇気がなかった。今日も、小雨が降り、寒かったが、出かけることに。「省躬譏誡  寵增抗極 (セイキュウキカイ  チョウゾウコウキョク)」の前半部を書いた。意味は、「自らの行いを省みていましめることが大切だ。栄誉を得れば驕り高ぶるので、十分に身を慎むべきである」なかなか難しい文字が並んでいた。最後の文字「は「誡め」という文字の原型だったのか。納得した。「躬」は「身体・自ら」という意味。「譏」は「そしる、とがめる、責める」という意味だとあった。普段には使わない漢字だが、こうした文字は先生のお手本を見てかくだけなので、いつも意味は家に帰ってから調べてみる。とても面白い。

 一度は断捨離しようとした机を部屋に戻した。引き出しのなかは空っぽなので、そこにお絵かき道具と、お習字の道具を入れることにした。これからは自宅でも絵を描いたり、字を書いたりしようと思う。ボケの蕾が膨らんできた。サンシュウの花が咲いている。ようやく春がやってきた。

   

 「報道1930」では、昨年11月に、和歌山の自民党青年局が主催した懇親会で、ダンスショーが披露された件をとりあげていた。自民党青年局は、「ダイバーシティ」理解のために、女性ダンサーを呼んだとは、苦しい答弁だった。女性が一人も参加しない懇親会をして、何が「ダイバーシティ」だと空々しい。

 さらに派閥の裏金問題について議論。60年前に起こった政治資金に関して、かつてあった国会議員の納税「黒い霧事件」について言及した。自民党内では政治資金をめぐって、遠い昔からずっと「裏金政治」をやっていたことが示された。国民の税金で政治が運営されていることに無自覚。

Vita Craft社のフライパン  水彩画教室に 13年前の東日本大震災 

11日(月)ブログを開いてみると、もう4日も経っていた。何をしていたのだろうか。先週は、筋トレジム・カーブスに行った。身体が軽くなり、だんだんと体力が戻ってきたという感覚はある。台所の引き出しを整理し、ここ何年も使わなくなったものを処分した。春になれば、お花見にお弁当を作り、大きな魔法瓶にお茶を入れ、ピクニック用のカップを持って出かけた。高野川沿いの桜、比叡山のガーデンミュージアム、植物園などによく出かけた。車を運転しなくなったり、コロナがあり自粛生活が続いたりで、ピクニックはしなくなった。高齢者になったこともあり、せいぜい植物園のなかを散歩する程度になった。もうピクニックには行かないので、プラスティックのカップなどは、処分した。数年前の断捨離では、大鍋類は全部処分したので、普段使う最小限のものだけになっていた。だが、どうしても処分できなかったVita Craft社の大きなフライパンをようやく手放せた。重たくて、片手ではもう持ち上げられなくなった。昨年にVita Craft社の軽いフライパンを購入し、毎日何回か使っている。つい最近、パスタもフライパンで湯がいてみた。ちょうどいい具合にできた。いま使っている鍋類はすべてVita Craft社のお鍋で、熱伝導がいいので、手軽に料理できるがうれしい。

 10日(日)2ヶ月半ぶりに大原の朝市に出かけた。いつものお花やさんや、お寿司やおはぎやコーヒや野菜を売っているお店の人たちが、心配してくれていた。ありがたいことだと思った。ミモザとちょっとめずらしい菊を購入した。3月8日に、イタリアでは男性から普段お世話になっている女性に感謝の気持ちをこめて、ミモザを贈る習慣があり、3月8日が「ミモザの日」と呼ばれるそうだ。ミモザが、「国際女性デー」のシンボルになったとか。 

11日(月)午後は「水彩画教室」にでかけた。輪郭を描かないで、画用紙に直接、筆にたっぷりと絵具をつけて、色づけをした。どんな色になるかは、想像がつかないが、どんどん色が広がっていくので、ついつい夢中になった。面白い絵が書けた。2年近く、私たちを教えてくださった先生が、広島に引越しをされるので、今日が最終日となった。これまでの作品をそれぞれが持ち寄って、品評会のようなこともした。同じ素材を描いたが、それぞれの個性がしっかりと作品に現れていて、面白いと思った。今日は7人も参加していた。

 13年前に、東日本大震災があった。どのテレビ局も特集をくんでいた。あれからもう13年も経ったのかと思った。当時、まだ仕事をしていて、会議中だった。そこにメールが入った。ノートバソコンで、速報をみると、大きな津波が押し寄せている様子が映し出されていた。亡くなられた方や今も行方不明の方たちが、2万人を超えるという想像を絶するような災害だった。その時の様子を今も鮮明に覚えている。福島原発の被害にもショックを受けた。いまだに解決していないにもかかわらず、東電や日本政府は、原発の汚染水を海中に流したり、再開しようと目論んだりと、ひどすぎる。

 今年のお正月に発生した能登半島震災では、珠洲原発を作らなくてよかったと誰もが思った。命がけで反対をした人たちがいたからこそだった。志賀原発ではどれだけの被害があったかは、いまだにあまり公表されていない。活断層はないと主張し続けていたが、現実には活断層の上に志賀原発はあった。こうしたことは、どう説明されるのだろうか。日本列島はいく層もの活断層の上にある。いつ何時、どこかで地震が発生するかわからない。地震に関する研究者は誰もが、いつか「起こる」と予想するが、その前にどうすれば地震を阻止できるかはいわない。誰にもわからない。ならば、莫大な防衛費を捻出するのではなく、せめて、防災対策だけはしっかりしてほしい。

フランス議会、憲法改正 日本の「女性の地位」は?

 3月4日に、フランス議会は上院・下院両議会合同でベルサイユ宮殿で開催し、女性による「人工妊娠中絶の選択を「自由」と明記する憲法改正を賛成多数で可決した。憲法に明記したのは世界で初めて。パリでは女性たちの喜びの声があがったという。フランス語ではavortement、 英語はabortion

 アメリカでは1973年に「中絶権を認めた判決」を2022年に最高裁で覆した。フランスの女性たちは、こうしたことを恐れて、憲法に明記するように求めてきた。イタリアでは右派政権となり、フランスもマクロン政権後に、ル・ペンらによる右翼政権が誕生した場合には、「中絶権」が危うくなるという懸念がずっとあった。憲法に明記されれば、そう簡単に覆ることはないので、フランスの多くの女性たちにとっては大きな進歩となった。日本は、国民の意見も聞かずに、戦争への道を着々と準備し、憲法を改悪しようとしている。国民を無視する政治がまかり通っている。

 毎日新聞によると、3月8日の「国際女性デー」を前に、イギリスの雑誌「エコノミスト」が経済協力開発機構OECD)に加盟する38か国のうち、29か国を対象に、2023年の「女性の働きやすさ」を比較した結果を発表したと報じた。日本は総合ランキングで、29カ国中27位。「嘆かわしい」と指摘され、「韓国、日本、トルコの女性は依然として職場で大きな障害に直面している」とあったと。後進国

 午前中は植物園を散歩した。確実に春の気配をたっぷりと感じた。気分がいい。河津桜や寒桜などもまだまだ咲いていたが、もう二週間ほどでソメイヨシノやヤエサクラ、枝垂れ桜が一斉に咲きだすだろう。180品種500本の桜がある。

         

「バラのお手入れ」 「報道1930」の「もしトラ」

5日(火)午後からは「バラのお手入れ」だった。朝から小雨だったので、お手入れをするのかどうかわからなかったので、一応「おとなの小学校」にでかけた。お手入れはなかった。壁面に張り付いたバラの枝から若葉がではじめていた。12月には葉っぱを全部取った時には、どんな風にバラが咲くのかイメージができなかったが。あと、ひと月もすれば、バラが一斉に咲き始めるだろう。スパティフィラムの小さな苗をもらった。家に帰って、我が家の貧弱になっていたスパティフィラムの鉢に加えた。白い花が咲き、あまり手間がかからないので、多くの人が愛している。

 「報道1930」で、アメリカの大統領選について議論があった。トランプ氏が大統領に復帰するかどうか、ウクライナへの支援はどうなるか、等々。興味あるトピックだった。トランプが大統領になった場合に、トランプは「ノーベル平和賞」をとりたい野望があるという。MAGA RINO(MAGA=Make America Great Again  RINO=Republicans in Name Only)  トランプ氏に同調しない人を排除する論理だというが、こうした「魔女狩り」的なスローガンで、めちゃくちゃなことになるだろうと。

 ヨーロッパでは、「もしトランプが大統領になれば」(「もしトラ」という)、NATOを崩壊させることになると警戒している。トランプ氏はすでに「国防費が十分でない国は守らない」と主張しているので、NATO軍事委員会は欧州連合EU)軍の創設やEU独自の抑止力の保有、「市民軍」組織の必要性を議論し始めたという。トランプがプーチンと手を結べば、「核」の脅威が世界を支配し、現実化する。

 トランプが「もし大統領になったら」、ヨーロッパでは、右派、ナショナリスト政権とうまく手をとっていくだろうという。日本では安倍政権のときに、当時の安倍首相がトランプとゴルフを一緒にやる関係を作ったようになるだろうと。アメリカ大統領選まであと8ヶ月、今後どうなっていくのかを世界中が注目。

 ゲストは、佐藤正久自民党・元外務副大臣)、渡部恒雄笹川平和財団上席研究員)、東野篤子(筑波大学教授)、小谷哲男(明海大学教授)。