Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市 植物園のハス 紫陽花の剪定 トランプ「関税」の行方は?

6日(日)大原の朝市に出かけた。すでに大勢の人たちが来ていた。いつものように新鮮なお野菜とお花を購入。「インカのめざめ」の小さなじゃがいもは、お鍋でゆがいておくと、何にでも利用できる。先週は久しぶりに、マッシュポテトを作った。万願寺とうがらし、きゅうり、ささげなどを購入。お花は、柿の木、サンダーソニア、スターチス、トルコ桔梗を購入。

 

先週、4日の金曜日。朝の散歩に植物園を歩いた。蓮の花がいっぱい咲いていた。暑気払いにいいお花で、元気をもらう。暑くても植物園の緑の中を歩いていると、気分は涼しくなる。

 紫陽花の植木鉢がいくつもある。今年も綺麗に咲いた。一時期紫陽花を育てていたが、増えすぎて、ここ数年増やすのをやめた。来年花を咲かせるために、少し枝を剪定し、大きな葉っぱをむしり取った。すっきりした。ラベンダーも剪定した。伸長した枝を切り取り、枯れた針のような葉っぱをとり除いた。結構手間がいるが、来年も綺麗な花を咲かせてほしい。コロナ前に小さな植木鉢に入ったラベンダーを購入して育ててきた。大きく成長した。ラベンダーの匂いはあまり好きではないが、お花が咲き始めると、愛おしくなる。優しい花に癒される。ミニバラの横に置いていて、虫除けにとても役立っている。知人に「お花は枯れるから嫌い」と言った人がいるが、花は枯れるから、また新しく花が咲いてくれる。枯れた葉っぱや花殻を取って、綺麗にしておくと、虫もこないし、病気にも罹らない。そんな細かな作業が好きになったのは、「バラのお手入れ」で教えられた。感謝。

 トランプ大統領の横暴ぶりばかりが報道される。事実とは異なる認識であれ、ニュース報道ではトランプを批判もしない。トランプは一方的に貿易相手国に対して、無謀な「関税」をかけ、3ヶ月の猶予が間もなく終わる。だが、ほとんどの国が承知をしていない。トランプは「関税率は60%から70%、あるいは10%や20%の範囲になるだろう」といい加減なことを言っているが、どうなることか。世界中がトランプの言動に振り回されているが、多くの評論家が述べているように、アメリカが理不尽な関税をかけてきた場合、アメリカの経済が混乱し、下落するだろう。にもかかわらず、強引にトランプ「関税」が動き出すのだろうか。トランプはよく「deal」と口にする。「商業取引の契約」ニュアンスが強い。国家間のdialogue, conversation, discussion, negotiationとはほど遠い。「経済戦争」の宣言をしているようなものだ。

大原の朝市 「バラのお手入れ」 プールで泳ぐ アメリカ米はごめんだ

あっという間に時間が過ぎていた。29日(日)は、恒例の大原の朝市に出かけた。お花はバラとブルーベリーと菊を購入。アストロメディアはお花屋さんからいただいた。バラはベランダで育てているので、普段は買わないのだが、あまりにも美しい真っ白なバラだったので、思わず購入した。白いバラを購入したのは、初めてかもしれない。なかなか清楚で心が引き締まる感じ。赤色のバラが一番好きだけど。

  

30日(月)午後からは韓国語の授業だった。ようやく基本文章に入った。動詞の活用が初めて出てきた。これまでの語学の学び方とは全く違う方法でやってみようと決意している。徹底的に音を聞き取る方法に集中している。一つはハングルをみていても、音として入ってこないので、音を聞いて意味が伝わってくるように訓練してみようと思った。フランス語は文字からしか理解できなかったので、読み方が分からず、音を聞いても理解できなかった。今ようやくフランス語にも慣れて、音も少しは理解できるようになったが。。。。基本的には、どんな言葉でも、文字が読めなくても、文字が書けなくても、生活のコミュニケーション言語として社会的に機能しているからだ。嬉しいことに、日本語と韓国語の文章構造は同じで、漢字語が共通しているので、とても理解しやすい。日本語の漢字は訓読みと音読みの二通りあるが、韓国語は漢字の読みが一通りなので、法則を知れば簡単かも知れないが・・・・

7月1日(火)猛烈な暑さだった。朝ごはんを8時に済ませた後の日課は、洗濯物を干し、バラの手入れをし、植木に水やりをする。気がついたら10時前になり、コーヒタイムを終え、整形外科で首を牽引をしてもらいに行く。午後1時から「バラのお手入れ」だった。とても蒸し暑かったが、幸い日陰になっていて、風も吹いていたので、黄色くなった葉っぱをむしり取る作業はとてもスムーズにいった。ラウンジで冷たい紅茶をいただきながら、一緒に作業をしていた人たちとおしゃべりを楽しんだ。その後、プールで泳いだ。身体がプールの水に馴染むようになった。暑さから逃れるには水泳は最高。

 今朝のテレビで、トランプ大統領が、日本はアメリカの米を買わないと不満を漏らしたと報道していた。自動車の関税率を下げないと強硬に主張し、一方ではなんとかアメリカの米を日本に買わそうとしている。日本の現状は米不足ではない。ただ価格高騰が続いただけで、米の流通の問題があることが明らかになった。参議院選挙の前に、石破首相はアメリカの米輸入には手を貸さないと公言した。日本の農業を守るために、減反政策を取らないと言っているが、選挙対策なのか、これまでの政策の反省をしているのだろうか、よくわからない。そのうちにズルズルとアメリカ米が日本で消費されていくのはどうだろうか。

習字のお稽古 筋トレジム 日本男子バレーは強い 許せないトランプ発言

26日(木)午後からは、お習字のおけいこだった。「具膳飡飯 適口充腸(グゼンサンハンテキコウジュウチョウ)」の後半部を書いた。「食べ物が口に合い、腹がふくれればよく、ご馳走を食べるに及ばない。」という意味。納得。「腸」の古い形が「膓」で訓読みで「はらわた」。

 帰路、筋トレジム・カーブスに立ち寄った。お習字道具は筆だけなので、筋トレ用のシューズや服を持って出ていた。腕と足の筋肉運動が中心で、わずか30分。気持ちがいい。

 夜は、男子バレーに釘付けになった。昨日に行われた対ブルガリア戦は、ストレート負け。フランス戦はライブで放映された。2対2で、第五セットまでもつれ込んた。日本は逆転勝利。素晴らしい試合だった。フランスもすごかった。

 トランプ大統領は、イランの核施設攻撃について、広島・長崎への原爆投下になぞらえる発言をした。「あの攻撃が戦争を終結させた。広島を例として使いたくない。長崎を例として使いたくない。しかし、本質的には同じだ。戦争を終わらせた」と。日本の被爆地からは怒りや失望の声が上がった。原爆投下で多くの人の命を一瞬で奪った。その反省の色が全くない。トランプの独裁は愚の骨頂、極まりない無知。

 6月25日から4日間、アフリカ文学会がケニアのナイロビで開催されている。ナイロビ大学で開催される予定だったが、市内では大規模なデモがあり、死者や負傷者が出た。ケニア政府への抗議。対抗として有刺鉄線が国会周辺に張り巡らされるような物騒な光景がケニアの新聞で報道。You Tubeでは絶えず銃声と怒号があった。こうした状況下では、街中にあるナイロビ大学では会議などやれない。アフリカ文学会は急遽会場を変更し、会員の多くが宿泊しているサファリホテルで、学会発表をした模様。参加ができなくなった人たちはオンライン、ズームで研究発表とのこと。毎日のようにメールで詳細が送られてくる。さらに、ケニアに行くには、エミレーツ航空カタール航空が便利だが、中東の不安定な状況も、アフリカ文学会に参加する人たちの足を止めたかもしれない。

映画「国宝」をみる 京都は外国人観光客で

25日(水)映画「国宝」をみにいく。友人は2度もみに行ったというし、「おとなの小学校」の「生徒」さんもみたと話していた。Facebook友だちも見たと書いていた。全国一位にランキングし、すでにカンヌ映画祭で話題作となった。コロナが始まって以来、ここ何年も映画館から足が遠のいていた。やっと映画を見たいと思って、出かけた。約3時間もの長時間耐えられるだろうかと不安があったが、あっという間の3時間だった。

 「国宝」としての伝統芸能が、凄まじい努力と覚悟を持って継承されていることを知っただけでもよかった。家族をも犠牲にして、伝統芸の継承に努力と研鑽があるが、とても感動したのは、カメラマンになった娘と対面した場面。とても直裁的に受け止めていることだ。歌舞伎の世界で「伝統芸」を継承していく厳しい覚悟の裏には、極めて人間的な愛情をも包み込んでいく感性を忘れていないことだ。

 何よりも吉沢亮横浜流星の演技が素晴らしかった。「演技」を超えて歌舞伎役者になりきっていた。すごく研鑽を積んだことが伺えた。特に横浜流星は若い頃に極真空手をやり、世界チャンピオンにもなっている。体幹の型で競い合う厳しさを知っていた横浜流星は、歌舞伎の型を理解するのにも役に立っていたのではないだろうか。(ちょっと自慢をすると、私の2人の孫は小学生の頃空手(剛柔流)をやり、全国大会にも出たことがある。一人は6年間県一位をキープした。試合をよく見に行っていた。)

 観客を丸ごと歌舞伎の世界、異次元の世界に引きこんでしまった、不思議な映画だった。映画全体を不思議な優しい音で包みこんでいるのが心地よかった。心が洗われた。

 映画の後、久しぶりに新京極、錦市場をブラブラした。大丸にも立ち寄り、地下鉄・バスで帰宅した。京都の四条通はほぼ外国人で溢れている感じだった。誰もが携帯で行く場所を探し、地元の人とは会話を交わさない。こちらも声をかけない。まるで私たちが外国にいるような気がする。ランチを食べるために入った「かつくら」では、10人席の大きなテーブルで、日本人は2人だけだった。外国からは、2人の子供がいる4人の家族連れ、欧米以外の2人づれの2グループ。誰も声を掛け合わない。不思議な光景。

韓国語の授業 トランプがイスラエル・イラクに停戦させた? 沖縄の「慰霊の日」の

 23日(月)午後からは「おとなの小学校」の「韓国語講座」に出た。指示代名詞「こそあど」を学んだ。「これ」「それ」「あれ」は日本語と同じように使えばいい。語順が日本語と同じなのでそれだけでもわかりやすい。フランス語の場合は、文法をしっかり学ばなければならなかった。人称によっても、時制によっても動詞が変化するし、その上に、性と数の変化もあるので、それに慣れるまで、すごく時間がかかった。歳をとってから、フランス語に再挑戦したので、非常に大変だった。大学時代に第二外国語としてフランス語を学んでいたときには、週に2講座あり、1講座は文法を中心に、もう一つは講読中心で、短編小説を読んだ。辞書を頼りにして、あまり苦労もなく読んでいたように思う。若いときは脳の反応が違っていたのかもしれない。

 授業の後、プールで泳いだ。蒸し暑い日だったので、とても気持ちがいい水温だった。ゆっくり、ゆっくり水に浮いているような感覚で泳いだ。最後にクロールで泳いでみた。息が上がり、肩を回すのが厳しかった。清々しい気持ちになった。

 24日(火)朝一番に整形外科に行った。小雨だったが、雨が降っていたので、待合室は空いていた。腰か首の牽引の選択を、私が決めてもいいと先生からのお許しを得たので、腰の牽引をやってもらった。とても楽になった。

 テレビでも新聞でも、トランプ大統領SNSで「イスラエルとイランが停戦合意した」と発信した。実際にはどうなのかよくわからない。トランプが自らのストーリを作り、それにイスラエル、イランに圧力をかけているのではないか。日本の政府も、メディアでも、「停戦を期待」「停戦ありき」の立場をとっているように思える。誰にも確信がない。

 1961年6月23日が沖縄の戦没者の霊を慰め平和を祈る日として「慰霊の日」に制定された。沖縄戦から80年。玉木知事の「平和宣言」は、いま世界のあちこちで起きている「戦争」への抗議とも読みとれる。

「沖縄の歴史を辿(たど)ると、琉球処分沖縄戦、米国統治下といった苦難の道を歩んできており、本土復帰から53年を経た今日(こんにち)でも、広大な米軍基地が集中し、米軍人等による事件・事故、米軍基地から派生する環境問題、そして、辺野古新基地建設問題など、過重な基地負担が続いています。

 世界に目を向けると、現在の世界各地の戦争・紛争は、第二次世界大戦後最も多いとされており、また、核保有国による核兵器使用の可能性を示す動きもあるなど、安全保障環境はより一層複雑さを増しています。

 苦難の歴史を歩んできた沖縄は、「命(ぬち)どぅ宝」をなによりも重んじ、争いのない平和な世界を切に願っています。

 私は、この小さな沖縄から、不条理な現状を打破するため、そして世界の恒久平和のため、何ができるのか、真剣に考え、国際社会と協調しながら、たとえ、微力でも行動していきたいと考えています。」

大原の朝市 アメリカ軍がイランの「核施設」を攻撃 

22日(日)大原の朝市に。お花はナツハゼとマリーゴールドアルストロメリア(百合水仙)。お野菜は破竹、コリンキー、ジャガイモ、アカタマネギ。とても新鮮で美味しい。破竹は薄揚げと炊いてみた。コリンキーは薄切りにして、他の生野菜と一緒にして、オリーブオイルとお塩を振りかけて、サラダ感覚で食べる。

   

  トランプ大統領は、アメリカ軍がイランの核施設3か所を攻撃したことを国民向けの演説で明らかにした。「素晴らしい軍事的成功」と評価。イスラエルを応援し、ますます中東地域が不安定化し、戦争が拡大する恐れが出てきた。イランは核施設への攻撃を想定していて、予防措置を事前に取っており、放射能汚染がないと発表しているが、どうだろうか。イランは、国連憲章核拡散防止条約の「深刻な違反」だと抗議をし、イスラエルに対して攻撃を強めている。ますます泥沼にはまっていくのだろう。トランプは意気揚々と勝ち誇こり、まるで世界を支配しているかのような傲慢な態度だ。

 夜の番組「有働Times」番組で、アメリカのヘグセス国防長官の詳細説明があった。「アメリカの抑止力を見せつけた」とイランへの攻撃を賞賛した。ケイン統合参謀本部議長から詳しい作戦について語られた。番組では、アメリカのイラン攻撃に関する歴史的背景が詳しく紹介された。イスラエルとイランの間には歴史的に見ても大きな確執、対立がある。そこにアメリカが介入してきた。ロシアがイラン側につき介入するとどうなるのかを議論。実際にプーチンはトランプに仲裁役を申し出たようだが、トランプは断り、イラン攻撃をした。予測不可能な事態であることだけは確かなようだ。

整形外科へ リメークと袋作り 「報道1930」

 本当に時間が飛ぶように過ぎていく。昨日は久しぶりに整形外科に行き、首の牽引をしてもらった。首から左手にかけて時々痺れがある。毎日、寝る前に腕の運動を重ねているが、なかなか痛みが取れない。整形外科の先生から教わった手と腕の体操をしているが。首の牽引と温めは効果が少しあるように思う。

肩が凝るのは、趣味の洋裁をするからなのはわかっているが、先日から気になっていたツーピースの服をワンピースに縫い直した。上着とスカートとしては絶対に着ないので、一つにまとめた。途中で作るのが嫌になって、ちょっと手を止めていたが、とにかく仕上げた。30年も前に着ていた。もう捨ててもいいのかもしれないが、冷房の部屋で重ね着するのに重宝かも。

 もう一枚、リバティーの布で作ったシャツを袋に縫い直した。リバティのタナローン生地は、今では1メートルが3800円ほどする。とても高価になってしまった。製品はとても高価で買えないので、いつも生地を購入して自分で作ってきた。それで捨てられない。裏をつけないで、コンパクトなバッグを作った。ミシンで直線縫いをすると、気分がスーとする。もう一枚作れそうなので、きっとそのうちに作っているかも。

 「報道1930」は、イスラエルとイランの衝突を取り上げていた。イスラエルは、イランの体制崩壊を願い、革命軍部幹部たちを次つぎ暗殺し、イランの核関連施設を攻撃した。トランプはイスラエルのイラン攻撃を「承認」していた。そして本格的戦争に突入するかどうかはここ二週間でトランプが決めるという。今日のゲストの多くは、トランプへの信頼度がかなり落ちているので、アメリカがイスラエル=イランの戦争に介入しないことを願うほかはないと主張。そして、核関連施設は絶対攻撃してはいけないという原則を厳守することを願う。日本はその立場でアメリカに進言すべきだと。だが、日本政府は、G7首脳会議ではイスラエル自衛権を支持し、イランを非難する声明を出した。日本政府は、イスラエル、イラン両方に自制を求めていたが、G7会議ではイスラエル側に立った。トランプ大統領に配慮したものであるが、日本は独自の立場を貫くべきだと「報道1930」のゲスト全員の意見は一致した。

ゲストは齊藤貢(元イラン大使・関西学院大学客員教授)/ 高橋和夫放送大学名誉教授)/ 曽我太一(中東在住ジャーナリスト)/ パトリック・ハーラン(パックン)