Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2011-01-01から1年間の記事一覧

大掃除は楽しい

この何年も整理ことがなかった本棚の掃除をした。引き出しには要らないものやら、懐かしいものやらが詰まっていた。特に海外からの手紙や古い年賀状などは、ついつい手をとめて読み返すので、整理はなかなか進まないが、至福の時間だ。すっかり忘れていたこ…

湯の山温泉、御在所岳の樹氷

名古屋に行く用事ができた。八日市、彦根あたりから関ヶ原のさきまで、名神高速道路の両側にひろがる畑には真っ白な雪が積もっていた。急な冷え込みで山々の木には砂糖菓子のようにかわいい綿帽子をつけ、みごとなクリスマスツリーのようだった。雪景色は遠…

神戸ルミナリエを

12月10日に、今年も神戸のルミナリエを観ることができた。とくに東日本大震災の犠牲者を鎮魂するために東公園の噴水の周りにLEDを使用したルミナリエが作られた。これまでのものよりもひと際鮮やかな色を夜空に放っていた。 昨年は元町から入り口まで2…

12月8日、京都御所を訪れる。

アフリカ文学研究者であるアメリカ人の友人が久しぶりに京都にやってきた。朝の10時前に宮内庁の京都事務所で京都御所と仙洞御所の見学を申し込んだ。外国人は当日に御所を見学でき、日本人は一人の通訳者が同行できる。私はここしばらく御所の見学をして…

京都・大原・三千院 12月2日

大原三千院へつづく川沿いの山道はいつきても気持ちがいい。春は桜や菜の花、初夏は山紫陽花、秋は紅葉と、冬は雪景色と、自然の美しい里だ。 金曜日の午後にふらっと三千院に出かけたのだが、結構人がきていて賑やかだった。なぜかわからないが若い頃から往…

比叡山の紅葉 12月4日

出町柳から、叡山電鉄で八瀬比叡山口からケープルとロープウェイを使って、ガーデンミュージアムに行く。何年も前からガーデンミュージアムの会員になり、よく出かけているが、今日が今年度最後の開園日で、3月中旬まで休園となるので、いつもとは違うルー…

秋の花たち

コスモスが咲きほこっている光景をあちこちでみる。大原の里で、京都府立植物園で、比叡山のガーデンミュージアムでみた。つい躍りたくなるほどに、コスモスの花に見とれてしまう。秋明菊も同じだ。菊のようでもあり、コスモスのようでもある不思議な花だ。…

あちこちへの旅を楽しむ

このひと月、忙しかった。金沢、栂池、松本を訪れた。まだ紅葉にはすこし時間があったが、それでも清々しい秋の空と空気に心が洗われた。久しぶりの至福の時。 雨のために順延されたために、10月23日には京都で時代祭りがあった。京都御所から繰り出される時…

正伝寺でお月見

西賀茂にある正伝寺(臨済宗南禅寺派、正伝護国禅寺)でお月見をした。真っ正面にみえる比叡山の上にみごとな満月が登ってきた。ここ数年、京都にいるさまざまな人たちが集まり、京阪三条近くの「伏見」の多津子さんが運んでくれる料理を楽しむ。年期の入っ…

ノーベル文学賞受賞の嵐がやってくる

毎年、10月の木曜日、夜8時にはノーベル文学賞の受賞者の発表がある。毎年、アフリカ人作家が候補にあがり、もしアフリカ人作家が受賞したならば、その作家を紹介してほしいというリクエストを受ける。候補に挙がるのは、ケニアの作家グギ・ワ・ジオンゴ…

スパイスから学ぶ

南アフリカにはいろんな民族の人たちがいる。それぞれの民族にはそれぞれの歴史と文化があり、南アフリカに行く度に、新たな発見がある。南アフリカにいながら、ヨーロッパ、アジア、アフリカを体験することになる。最近ではインド系の人たちとのつきあいが…

京都に秋風が

まだまだ日中は暑い。皮膚に突き刺すような暑さだ。8月は冬の南アフリカにいたので、しばらくはこの暑さが嬉しい感覚だったが、いまはもう我慢ができないほどになってきた。ちょっと木陰やビルの陰に入ると涼しい秋風を感じて、また嬉しくなる。 ようやく日…

久しぶりに南アフリカで過ごす

8月3日から28日まで、南アフリカを「旅」した。ケープタウンとヨハネスブルクで友人たちに再会し、元気をもらった。その間、ノーザンケープ州を8日間旅したのは、新しい経験だった。寒い冬が終わり、ちょうど春が到来し、ナマクアランドと呼ばれる地域…

ヨハネスブルク国際ジャズ・フェスティバル

8月25日からヨハネスブルク国際ジャズ・フェスティバルが、ニュータウンで開催された。26日にシャミンとボビーたちと出かけた。以前にはケープタウン国際ジャズ・フェスティバルに参加したことがあるが、ヨハネスブルクでのジャズ・フェスティバルは初…

地デジに思うーー続編

新しい発見があった。アナログテレビの片隅に「あと〜日」でテレビが観られなくなると表示されていたので、大慌てでチューナーを購入し、取り付けたことで古いテレビも無事に生き延びた。 ところが、マンションにあるテレビには、「あと〜日」表示がなく、画…

地デジに思う

テレビが7月24日から地デジに変わり、これまでのアナログ放送が観られなくなる。家電業界はテレビの買い換えをすすめる。価格競争も激しさを増している。そして最近ではテレビの画面の下にアナログ放送が後何日で終わるかが表示されるようになった。 早く何…

節電の大号令は? 

節電の大号令が毎日、毎日テレビで流れる。誰もがわかっているが、号令をかけられれば、ちょっと頭をかしげたくなる。暑さをしのぐために「保冷剤グッズ」でとか、節電にLED電球への買い替えが叫ばれる。いずれにしても消費を促される。 今日の朝日新聞(7…

鴨川の花たち

鴨川の花たちはひと月ごとにその様相を変化させる。朝の散歩で見つけたのはアベリア(つくばねウツギ)、ショウマ、金梅花、ツルハナナスなど。ツルハナナスは蔓を這わせながら、かわいい星形の花を咲かせる。咲き始めは白いが、徐々に薄青色に変化していく…

合理的な生活

まだまだ梅雨はあけない。あちこちにカビが発生中。手あかがついたところに黒いカビが発生している。汗をたらたらかきながら、拭き掃除は気持ちがいい。台所仕事に関しては、徹底した合理主義者の私は、年に何度か大掃除をしながら、保存食品の整理や調味料…

マトリカリアっていう花

大原の朝市でマトリカリアを購入。和名は夏白菊、英語名はFeverfew。夏に咲く白い菊のほうがわかりやすい。清楚でかわいい花だが、これはなんと古代ギリシア時代から、偏頭痛の治療薬に使っていたハーブだというから驚き。 マトリカリアの花言葉は、「鎮静」…

6月12日、アオダモとプブレウルム

今朝、大原の朝市でププレリュームとフロックスの小さな花束を買う。ププレリュームは、ププレウルムが正しい名前だそうだが、ちまたでの通り名。フロックス(またはキキョウナデシコ、オイランソウ)は、かわいい花弁が花魁がつけるカンザシからそのような…

6月9日、映画「ブラック・スワン」を観る

朝から午後7時まで仕事に追われる一日だった。夕食をすませて映画「ブラック・スワン」を観に行った。新京極の中にあるMOVIXだ。 『ブラック・スワン』の主演女優は、ナタリー・ポートマンは、今年の第83回アカデミー賞主演女優賞を受賞して、話題を呼んだ…

6月7日、電力節減に思う

6月7月日付けの産経新聞のコラムで、三菱総研理事長の小宮山宏氏は、省エネは最大の電源であるという。電力は工場とオフィスと家庭で三分の一を消費しているという。小宮山氏の説は家庭で使う電力消費は、照明、冷暖房、冷蔵庫で70%を占めるという。工夫次第…

6月3日 平安神宮神苑

じとじとした雨の日がつづき、今日は久しぶりに晴天。お弁当を作り、外に出ることに決めた。平安神宮の神苑が無料公開されたことをテレビのニュースで知り、日頃は大人600円の入場料がいるお庭なので、早速出かけることにした。下鴨神社を抜け、出町柳で…

5月30日 白い花たち、ヤマボウシ

今日は一日中雨。ヤマボウシの白い花が目につく。最近、街樹路にアメリカハナミズキが植えられているが、もうハナミズキの時期は終わり,日本古来のヤマボウシが花をつけはじめた。とても清々しい。私はハナミズキよりもヤマボウシのほうが好きだ。青々とし…

5月28日 鴨川の草たち

早朝に鴨川の土手を散歩する。御薗橋、上賀茂橋、北山大橋、北大路橋、出雲路橋とおよそ40分も下っていく。途中、トベラの木に花が満開。甘い匂いを漂わせ、美しく咲き誇っていた。タニウツギやシャリンバイも花を咲かせていた。これらの灌木は、梅や桜の…

5 月27 日、東電の嘘に激怒

何を信じればいいというのだろうか。国会で管首相が、自民党の谷垣氏に福島原発の注水問題で激しく、しつこく追求されたというのに、実際は東電は注水をつづけていた。まったく事実を隠蔽し、次から次へと嘘がばれていく。こうなれば、東電が福島原発でやっ…

5月9日、校内に結構さまざまな花が咲いている

結構可憐な花が咲いている.池の周りの野外劇場風の階段にあたり一面に、米粒ツメクサが咲いていた。米粒ほどの花だが、何千もが集まると力強く感じる。 我が家のベランダに咲いた米粒ツメクサ。「雑草」として引き抜かれる運命にあるが、愛おしいのでプラン…

5月8日

オーソニガラムと十二単 かわいい春の花。十二単はなんともいえぬ可愛い名前。 オーソニガラムの花を包んでいる外皮は緑色、花が咲くと真っ白で、清楚そのもの。下鴨神社でみっけた、ひめうつぎは、真っ白な可憐な花を一杯さかせていた。春爛漫。 ひめうつぎ

5月4日 鴨川を散歩する

早朝に鴨川を散歩する。雑草といわれる草花はなく、どの花々にも名前がついているが、私はそれほど多くの名をしらない。草花の名前は、結構子どもの頃に覚えたものが多い。誰かと一緒に田んぼの土手や、河原を歩いていて覚えたものだ。 今年もまた春がめぐり…