Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

Time 表紙に登場した岸田首相 フランス語の授業始まる レモンの木

 岸田首相が発言したことが、アメリカの「Time」誌の表紙には、「Japan's Choice Prime Minister Fumio Kishida wants to abandon decades of pacifism - And make his country a true military power」と書かれており、政府はあわてた。林外務大臣は、Time誌に抗議したという。インタビューの内容からして、日本が防衛費を拡大したことの意味を普通に考えての結果として、日本を「a true military power」にすると捉えたのだろう。当然だ。日頃の発言からしても、予算のうらづけもなく、防衛費を一方的に増額した。「new model of capitalism」とか、アメリカと韓国と日本の防衛協力の強化「strengthening security alliances」などと語っているので、誰が考えても日本は「軍事国家」になるのは当然だ。いくら、林外務大臣が抗議しても、言葉が変わっても、同じことだ。英語のほうが本質が明らかになり、曖昧な日本語で誤魔化すことはできない。「異次元の少子化対策」と言って、煙にまいている。何の予算的措置も取らないできた。社会保険料の中から取り合い合戦が始まっているが、今日のニュースでは後期高齢者から社会保険料を上げることが発表された。一方的で、有無を言わせないやり方はひどすぎる。あまりにも悪質だ。

 京都外国語大学の生涯教育講座、フランス語の授業が始まった。中・上級クラスは午後1時40分から3時10分までになった。昨年は3時半から5時までだったので、冬の期間は授業が終わると空が暗くなっていた。お勉強は明るい間にしたいと思っているので、今年の時間割はありがたい。21人も参加者がいて、机の上からアクリル板のパーティションがなくなっていた。普通の授業形態に変えようというねらいが見えたが、出席者も先生も全員がマスクをつけていた。外大のキャンパスでは学生がコロナに感染しているという。そう簡単には感染症が消えて無くなるというところまでにはなっていない。感染者数の全数把握は止めるとのことなので、感染症がどれほど拡大しているのかはもうわからなくなる。授業は昨年同様、聞き取りと暗唱が中心となる。早速聞き取りをした。聞こえてくる音から少しはイメージできた。

 レモンの木にいっぱい花が咲き、実をむすびそうなものがいくつかある。昨年は5〜6個の花が咲いたが、いつのまにか全部下に落ちていた。今年はいくつも花が咲き、実が付きそうな気配がある。オリーブの木にもいっぱい実がついている。植木を見ていると、コロナが終わり、普段の生活が戻ってくる予感もするが、、、。

 どこかから種が飛んできて、いつの間にかプランターの中で、大きな紅葉の木になっていた。背が高くなるのがいやなので、昨年には真ん中の木の頂点を切っておいた。すると今年は横に新しい枝を伸ばし、たくさんの新葉を出している。じっと見ていても飽きないほどに、美しい。プランターから、大きな植木鉢に移し替えた。