Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

習字のお稽古に 夕焼け 岸田首相所信表明 

 24日(火)習字のお稽古に出かけた。「庶幾中庸 勞謙謹敕」(ショキチュウヨウ ロウケンキンチョク)の後半部を書いた。意味は、「願わくば人は偏らず、功があっても驕らず、自らを慎み戒めて生きたいものだ」。労働の「労」、謙虚の「謙」、謹賀の「謹」、勅命の『勅」の文字は異なるが、意味は何となくわかる。もとはこのような形だったのか。お習字は、縦、横の線のバランスに注意をすること。

 昨日の夕焼けは綺麗だった。空気が澄んでいたので、京都駅前にある京都タワーまではっきりと見えた。遠くの山々の稜線もくっきり。

 岸田首相が、臨時国会所信表明演説をした。メディアの多くが指摘している通り、「経済、経済、経済」の連呼で、経済対策に重点を置こうとしていたが、どのように具体的に「経済」を回していこうとしているのかの具体案はない。いつもの通りに言葉だけが飛び交っているような感じがした。彼の言葉には、信用性がないので、減税を口にするが、莫大な予算をつけた防衛費はどうして捻出するのか、期限つき所得税の減税をどうするのか具体案はない。何を語っても、国民の信任をえることはない。生活費高騰に疎い岸田首相に何ができるのだろうか。

 イスラエルパレスチナの問題についても、G7国の議長国を務める日本だけが外され、G6国で声明を発表した。日本が世界でも信頼されていない国となった。どちらかの国に加担するのではなく、停戦と平和共存への道を模索しなければならないが、アメリカの顔色をうかがっている主体性のない国となってしまった。