Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お習字教室に 「マイナ保険証」をなぜ作るのか 政治不信へ

12日(火)午後からはお習字の教室にでかけた。「貽厥嘉猷 勉其祗植」(イケツカユウ ベンキシショク)の前半部を書いた。意味は、「よい考えを子孫に残す。ただそのために慎み深く勉める。」とのこと。「嘉猷」は少し異なる文字だが、意味は理解できる。見慣れない文字があり、その配置が難しかった。お手本を参考にしながら、心をこめて書こうとするが、バランスがなかなかつかめない。帰り道、つい最近に高齢者住宅に入居している知人を訪ねた。とてもお元気そうで、いつも教わることが多く、楽しくお話ができた。戦争時代を体験されているので、とても貴重なお話がうかがえた。そして、コロナの時と違って、いつでも自由に出入りできる環境になったことがなによりだと思った。

 毎日新聞によれば、原稿の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替わるという。マイナンバーカードを作成していない人には、従来の紙の保健証に代わって、カード型の保険証が送られてくるそうだ。マイナンバーカード取得は、任意から、実質上の義務化に転換される。情報の一元化・集中化を義務化する制度にかわる。政府は何がなんでも、情報の一元化を狙う。今日のSNSでは、河野太郎デジタル大臣への不信感がつのり、反発が強まったという。

 松野官房長官に対する不信任決議案は衆議院本会議で採決は与党などの反対多数で、否決された。否決直後の松野官房長官の薄ら笑いの顔は不気味だった。公明党の山口代表は、「否決したから即信任したと同じ評価をすべきではない」と釘をさした。明後日には岸田首相は松野官房長官を含めて安倍派の閣僚4人を交代させる考えであるという。自民党内ではさまざまな意見が飛び交っているようで、岸田政権がいつまで持つかわからないと言われている。国民の政治不信はますます強まった。