Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

洋服のリメイク バラが咲いた 大田神社のカキツバタ 憲法記念日 

3日(金)先日ユザワヤに、リバティの布を買いに出かけた。柄はウィリアム・モリスの「イチゴ泥棒」で、新色の布。昨年夏服として半袖のワンピースを作ったが、ほとんど着る機会がなかったので、袖を5部袖に縫い直した。シャツブラウスは何枚も作っているので、その袖の型紙を利用した。リバティの布は、タナローンという薄くて軽く、織の密度が高く、しなやかで柔らかい綿布が特徴。とても肌触りのいい布なので、着心地がいい。

4日(土)ベランダの外側で、ようやくバラが一輪咲いた。内側から見えないところに咲いていたので、切り花にして花瓶に刺した。この花瓶は大理石でできていて、とても重いものだ。とても重たいのに、パキスタン人の友人がアメリカからお土産に頂いたもので、使うたびに友人のことを思い出す。バラは、昨年も5月の連休の時に咲きはじめた。あちこちのバラに蕾がついているので、咲くのを楽しみにしている。毎日あちこちにカメムシが出没している。植木に水やりをしていると、カメムシの匂いがするので、姿を見つけると処分しているが、嫌な虫。

朝の散歩に大田神社カキツバタを見に行った。カキツバタはちょうど見ごろで、美しい自然の景色があった。大田神社は、上賀茂神社の摂社で池には2万5000本ものカキツバタが群生する。国の天然記念物に指定されている。一時期野生の鹿にカキツバタの花が食べられてしまったことがあった。その後は金網のフェンスが張り巡らされた。身近なところにこのような自然が平安時代から維持されていることが素晴らしい。

 5月3日は憲法記念日。1947年5月3日に「日本憲法の施行」を記念した。読売新聞の調査では、憲法改正賛成は63%、反対は35%。毎日新聞社改憲賛成は27%、反対52%。朝日新聞では、賛成が32%、反対は61%。こうも数字が異なる。政府は、憲法9条を変えるための、布石をあちこちに打ってきた。だが、朝日新聞は「改憲世論は高まっていない」と受け止めが70%に上っていると指摘している。憲法記念日に、岸田首相は海外にいて、フランス、パラグワイ、ブラジルを訪問し、アメリカを軸とした対中国政策として、環太平洋諸国の連帯を強化する役割を担っている。こうした行動は、先般のアメリカ訪問の際に密約してきたのだろうか。

 メディアでは、大型連休で「家族旅行」や「海外旅行」のことばかりが報道される。日本では、お正月、5月の連休、お盆だけしか、長期の休暇が取れない労働形態に問題があり、根本的な解決に至らない。誰もが「旅行」を楽しめるわけでもない。