Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「おとなの小学校」 南アフリカでお寿司を 習字教室 「こども放置禁止」 

 午後から「おとなの小学校」の幹事会にでた。収穫祭などの行事の打ち合わせだったが、私は参加しないので、なんだか議論は他所ごとのように聞こえていた。実際に参加する人は十数名で、お昼と夜に提供する食事の打ち合わせだった。お料理を一緒に作って、参加者とお食事をする行事らしいが、これまで一度も参加したことはない。一緒に料理を作るということに興味がない。料理を作ることに興味がないわけではない。人それぞれ料理の作り方には流儀があるので主張はしたくないからかもしれない。

 南アフリカでは、友人に食事を作ってもらったことも何度かあるが、お互いにそれぞれの作り方には口を出さないし、出てきたものを美味しくいただく。今回の南アフリカへの旅では、日本のお米と寿司のりと乾燥椎茸を持っていった。必ず友人たちから「お寿司」を求められる。現地でも調達できるが、美味しいお米と、寿司のりはなかなか手に入らない。荷物も少ないのでお米を持っていった。以前に、海外に行くときに、5キロのお米を荷物の中に入れたことがある。結果はオーバーウェイトで多額のお金を支払うことになった。それ以来、お米は禁止。今回は、22キロの荷物を2つまで持ち込むことができたが、二つの荷物をあわせても、20キロにもならなかった。自分一人で荷物が扱えないような旅行はしてはいけないと、自らに言い聞かせていたので、少しのお米を持っていくには、問題がなかった。5回はお寿司を作った。巻き寿司と、サーモンとアボカドの握り寿司は好評だった。

 お習字教室にも行った。「庶幾中庸 勞謙謹敕」(ショキチュウヨウ ロウケンキンチョク)の前半を書いた。意味は、「願わくば人は偏らず、功があっても驕らず、自らを慎み戒めて生きたいものだ。」なかなか難しい漢字が並んでいる。最初の二文字の意味がわからず、先生のお手本の文字の形を見ながら書いた。家に帰ってきて、意味を調べてみた。納得。

 さいたま県の「子ども放置禁止条例改正案」は自民党県議団が取り下げた。さいたま県はもとより、全国からの厳しい抗議の声に押された。だが、抗議があったから、取り下げて、ことの本質を十分に理解していないようだ。「子ども虐待」をどうとらえているのか、親と子どもとの関係、子どもをとりまく環境をどう変えていくのかまったくビジョンがない。親と子どもが置かれている社会状況なども理解していないようだ。あまりにも大きな反応に驚いて、とりあえず「取り下げた」感じがする。