Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

プーチン大統領と金正恩の会見 三権分立がない日本 岸田新内閣? ドラマ「CODE」

13日(水)「報道1930」では、ロシアのプーチン大統領北朝鮮金正恩がボストーチヌイ宇宙基地で会談したことを取り上げていた。両国の「結束」が新たな段階へ入ったとみる。金正恩が、プーチン大統領に絶対的服従という姿勢をとり、ロシアが欲しがっている武器弾薬を提供すると約束した。かつて北朝鮮はロシアから武器弾薬を購入しているので、それらは直役立つ。北朝鮮は、対アメリカ姿勢をあらわにしたという。ロシアを中心に世界が二つに分断されている様子が語られていた。

 近畿財務局職員だった赤木俊夫さんの妻雅子さんが元理財局長の佐川宣寿氏に対して求めた損害賠償の訴訟の控訴審弁論が大阪高裁であった。黒野功久裁判長は、佐川氏と財務省幹部らの尋問は「必要ない」として、実施しないと決定した。判決は12月に行われるという。理由は、「国家公務員が職務で違法行為をしても公務員個人は賠償責任を負わない」という判例をもとにしているという。誰の目にも明らかに安倍首相への忖度から公文書改竄が明らかにあり、その書類の意図的破棄があったことは事実としてある。だが、国家権力を守るために、行政が忖度し、さらに司法もそれを後押しする。日本は、三権分立が全く機能しない国なのだ。あまりにもひどい時代遅れの非民主的国家なのかと思った。戦争と同じで、人の命が軽んじられている。平和な社会ではない。

 今日、岸田内閣改造があった。夜のNHKのニュースでは長々と岸田首相の言葉を放映していたが、何も心に残らなかった。人の名前が変わっただけで、なんら新しいものを感じなかった。記者団からの質疑応答もシナリオ通りで、新鮮味も改革も感じない。政治への期待が持てなくなっている。

 CODEという番組を2話まとめてみた。最終回で犯人がわかった。codeというのは、コンピュータ用語で、「人工言語を用いてコンピュータに解釈あるいは実行させることを目的として作成された命令やデータなどをコードということが多い」とある。

 要するに、犯人はAIであって、コンピュータから人間に命令を出し、人間がその命令に従って、次々正義と闘う人間を殺していくという物語だった。近未来を予言するようなドラマだった。社会から「不要とされる人」を次々と殺していく。AIを教育の現場で使おうとする人たちがいるが、このドラマが示唆したようなことにならないとは言えない。