Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

オンライン読書会 福島原発の処理水海洋放出? 「ワグネル」のプリゴジン氏の死亡

 24日(木)午前中はオンラインで、フランス語小説の読書会。全員出席。二週間のお休みがあったので、久しぶりの再会は嬉しいものだ。少しは読み進んでおこうと思ったが、できなかった。追いかけられるように切羽詰まって勉強をするよりは、ちょっと立ち止まる余裕も必要かもしれないと、自己肯定感に押される。思った以上にフランス語が読めるようになっていると感じた。

 午後はジムか水泳に行こうと思っていたが、その時間に土砂降りとなり、雷がなっていた。わざわざこんな状況の時にでることもないと思った。「出かけない」理由を見つけていた。テレビでは、福島第一原発の処理水の海洋放出を報道していた。処理水にはトリチウムが取り除けないので、濃度を海水で100倍以上に薄まると説明している。だが、他の放射性物質はとりのぞけているのか、調査はきちっとしているのか、一切報道はない。結果は30~40年先に処理したあとにしかわからないと無責任。風評被害がでれば、政府も東電も保証するというが、風評被害がでないようにするのが政府の役割だが、30年先、40年先に責任を転嫁している。地元の漁業関係者とは十分な話し合いができていないのも、あまりにも強引なやり方で、暴力以外のなにものでもない。自然環境を破壊するのは、人類に対する冒涜にも等しい。その責任を政府はどう取るのだろうか。目先の利益だけを考える愚かな対策に怒りを覚える。

 「ワグネル」のプリゴジン氏が乗った自家用ジェット機が墜落し、プリゴジン氏が亡くなった。地対空ミサイルの攻撃を受けたと報道されているが、さまざまな情報ではミサイル攻撃ではなく、機内にしかけられた爆弾の爆発か、別の破壊活動ではないかという。いずれにせよ、単なる飛行機事故ではないようだ。携帯電話を所持しているだけで、世界中どこにいても、居場所が特定される時代だ。プリゴジン氏殺害は、プーチン氏の命令によるものかがメディアでは取り上げられていた。あまりにも人の命が政治によって左右され、軽んじられている。