Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お習字教室に NATO東京事務局 ドローン攻撃?

 13日(火)習字のお稽古の日。「治本於農 務茲稼穡(チホンヨノウ ムシカショク)」の後半部を書いた。意味は、「国を治める根本は農業であり、種をまき、収穫するまで、これに努めることだ」「茲」が難しい。意味は「しげる」「草がおい茂る」。穡(ショク)は、「食物を収穫する」という意味。なかなか日頃使わない文字。日頃文字を書くことはなく、キーボードをタイプ打ちすれば、文字がでてくる。だから、お習字の時間は、とても新鮮な気分になる。

 お習字の前に、「おとなの小学校」の幹事会があった。新しく選出された幹事たちとの顔合わせ。コロナ 禍の中、幹事会があまり開かれなかったので、私自身が幹事を引き受けて二年も経っているとは思えなかった。多くの幹事たちは、定年退職をして、余暇を「おとなの小学校」のさまざまなプログラムに参加しているとのこと。水泳、音楽活動、料理教室などを楽しんでいると。

 昨日の午後は、歯医者さんの予約が入っていたので、「水彩画の教室」のことはすっかり忘れていた。歯医者さんにいるときに、電話がかかってきた。「おとなの小学校」は歯医者さんのすぐ近くにあるので、遅刻して出席すると伝えた。スケッチブックも絵具も持って出ていないので、先生やみなさんがどう描いているのかを見せていただくことにした。空と山が湖に写った景色がテーマだった。輪郭を描かないで、画用紙にいきなり、水をたっぷり含んだ絵具を載せていく。白い雲はマスキング・インクを使えば、くっきりと描ける。マスキング・インクを持っていないので、今日お習字の帰りに画材やさんで購入。はやく絵を描きたくなった。

 NATO東京事務局の開設が実現化しつつある。防衛費の拡大にともなう予算措置は何の議論もなく実現化し、少子化対策の予算化は具体案もなくずるずると言葉だけが飛び交っている。着々とアメリカの軍事戦略の中で日本が防衛能力を高めつつあるが、国民には、何の議論もなく、何の報告もない。メディアも取り上げないのは、政府への忖度なのだろうか。政府からの圧力を受け入れているのだろうか。

 「報道1930」はずっとウクライナの反撃を報道。昨日はプーチン氏の「影武者」について2度目の放送だった。以前の報道では、AIに声を分析させていたが、今回はAIにプーチン氏と「影武者」の歩き方を分析した。今日の報道はドローンが兵器として利用されていること、ドローン開発の凄まじさを分析した。ドローンは、安く大量に製造できること、兵士を派遣しなくてすむこと、確実に弾道ミサイルや、迎撃ミサイルを攻撃できることなどを指摘。視聴者も報道側もウクライナ対ロシアの戦争をテレビの画面越しに傍観する。どこか違和感を感じながらも、感性が麻痺していくようにも思える。「戦争=人殺しあい」をとめる手立てはないのだろうか。