Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月19日 久しぶりの来客 フランス語の授業

18日(木)夕方に夫の知人2人が訪ねてくる。知人は、いつもウチの家の前をいつも通っているが、コロナ禍で訪問を躊躇っておられたという。ようやくコロナ感染者の数が極端に少なくなり、「緊急事態宣言」が解除されたこともあり、訪ねてきてくれた。お一人は、手作りのパンを焼いてきてくださった。その気持ちに大感謝。

 前日に福知山、綾部に紅葉を観にいったので、丹羽の黒豆を買ってきていた。それを使って黒豆ご飯をたいた。黒豆はまだ柔らかい状態だったので、とてもおいしく炊けた。気合をいれて、筑前煮も作った。ブリの照り焼き、ほうれん草のお浸し。最近お気に入りの人参と柿の、味噌+柚酢和物を作った。他に焼肉がメインだったので、それぞれの材料をお皿に分けて入れて、それぞれが焼きながら食べるという方法をとった。少しでもディスタンスを取れるようにした。食事の仕方が大きく変わってしまった。

 それでも、夫は久しぶりに知人に会えたことを嬉しく思っていた。私は夕食の時間は7時と決めているので、みなさんとは一緒にしなかったが、食事後のワイン、コーヒタイムは同席した。パンを作ってきてくれた人は、最近に妻さんを亡くして、お一人暮らしになり、寂しいと。。コロナに感染したくないために、買い物は週に一回、毎日の食事は献立をたてて、計画的に食事をしているとおっしゃっていた。誰もが通る道なので、うなづきながらお話をうかがった。まだ仕事を続けておられることが、唯一の楽しみであるようだ。

 19日(金)午前中はフランス語の授業にでかけた。条件法過去について学んだ。これでフランス語の動詞の活用はすべて習ったことになる。大過去、複合過去、半過去、現在形、近接未来、単純未来、前未来、条件法現在、条件法過去など。人称によって動詞が変化するのもやっかいだが、なんとなく動詞の変化になれてきた。あ〜あ。

 フランス語の授業が終わったあと、この前に一緒に食事に行った人たちから、ランチを誘われ、京都駅の近くにあるフレンチ・レストランに行った。キッシュの専門店で、Ikariya Petitというお店。キッシュは、アルザス=ロレーヌ地方の郷土料理。とても軽いお食事だった。

 たて続けに外にでかける機会ができて、うれしい。だが、テレビのニュースでは第六波に備えて、第3回目のワクチンについて報道。全国的にはコロナ感染者が減り続けているのはうれしい。だが、今の気の緩みがどのような形でコロナ感染症に影響がでてくるのか、不安だが、どうしようもない。

 衆議院議員選挙の余波として、立憲民主党の党首選挙にさまざまな影響を与えている。外野席から立憲民主党潰しに躍起だ。その一つが共産党との野党連合を批判する。共産党へのあからさまな攻撃がひどい。自民党はそれだけ危機感を持っているということだが、立憲民主党が分裂し、共産党から距離を置くことが、憲法改悪への道を開くことになる。いま立憲民主党党首に立候補している小川淳也氏、泉健太氏はもと国民民主党から立憲に入ってきた人なので、本質的には保守的な考えの持ち主。こうした人たちによって、立憲民主党のもともとの思想基盤を台無しにされるのはたまらない。

 京都出身の国民民主党前原誠司氏とまったく同じ考え方で、共産党に対するアレルギーがありありとある。それぞれの政党の主張は尊重しつつ、個別の問題で共闘できることは共闘しつつう、民主社会を取り戻すことが大事なのではないかと思う。

 メディァの関心は、ただただ共産党攻撃に徹する。中国のテニスプレーヤーの彭帥選手の行方不明を連日報道している。彼女は前副首相から性的暴行を受けたことを告発したことで、消息不明となったという。さまざまに報じられているが、なんだか「中国は怖い国」「共産党は独裁だ」とかのメッセージを振りまくための報道のように思えてならない。では、なぜ日本では安倍氏が政治権力を私物化し、「モリカケ問題」「桜を見る会」「河井案里問題」などなど、何一つ疑惑ははれていないが、政府はその疑惑を明らかにするつもりはない。もっとも正論で政府に迫っていたのが、共産党立憲民主党社民党だった。自民党共産党立憲民主党をつぶさなければならない理由がある。あまりにもひどいではないか。