Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語の授業、若者はPCR検査も診察も受けなくていいの? 前原誠司氏?

 午前中はキャンパス・プラザで行われている京都外国語大学提供のフランス語講座の授業にでた。今年度の最後の授業だった。前期はコロナ感染拡大で「緊急事態宣言」下で半分は休講だった。後期は全授業が行われた。フランス語への関心と理解が少し進んだように思う。学ぶ機会を与えられて、少しづつでも進歩している実感が得られたことが嬉しい。実際にフランスの新聞Le Mondeをネットで読むようになった。今年4月にはフランスの大統領選挙があり、マクロン大統領はどうなるのか、フランスでは何が問題なのかについても、知る機会を得るようになった。アフリカの中にもフランス語圏の国がたくさんある。マリ、セネガルコートジボワールカメルーンコンゴマダガスカルモーリタニアアルジェリア、モロッコ、などなど。カリブ海諸国のハイチ、グアドループマルティニークなどなど。ニューカレドニアもそうだ。ニューカレドニアでは最近、何度か独立を問う住民投票があった。先月(2021年12月)にも住民投票があり、独立賛成派が住民投票をボイコットしたために、フランスの海外県に留まっている。こうして世界が広がったのも嬉しい。

 京都は5年ぶりの大雪で、10センチ以上の積雪があった。一日中寒かった。

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 「報道1930」では、オミクロン株の感染拡大に関して取り上げていた。政府の分科会からは「若年層でも重症化リスクの低い若者は検査も受けないで、診療も受けないで自宅でじっとしているように」という方針が出されたことで議論があった。先日も尾身分科会会長の「ステイホーム必要ない」「人流より人数制限」発言が議論を呼んでいるが、それ以上に今日の「若者は検査をしなくてもいい」ということに対して大きな議論になった。ゲストは、遠藤利明自民党選挙対策委員長)、逢坂誠二立憲民主党代表代行)、前原誠司(国民民主党代表代行)。前原氏でさえ、若者のPCR検査はしないというのは、おかしいと述べた。感染病に関して、年齢によって検査をしない、医療機関での診察も受けなくてもいいというのは、これまで何のために感染防止や感染予防のためにワクチンをしたり、「まん延防止」策や「緊急事態宣言」は何のためにあったのか。世界的に蔓延している感染症に対する国のあり方が問われているが、あまりにも低レベルな議論しかできない政府の会議にがっかりした。

 前原氏は京都の出身の衆議院議員だが、あからさまな立憲民主党への攻撃をした。彼は小池百合子氏が提案する「希望の党」に合流し、民主党を解党した張本人だ。立憲民主党が先の衆議院議員選挙で共産党と手を組んだことを、目の仇のように攻撃する。彼は憲法を変えたい、アメリカとの軍事協力をし、戦争への道を進みたい、自民党的な政治姿勢をとる危険な人物だ。自民党公明党、国民民主党、維新の会が連携すれば、巨大な保守勢力となれると考えている。一方立憲民主党の野党としての先鋒は鈍りつつある。そこに支持者離れがはじまっているように思う。