Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「バラのお手入れ」 習字教室へ ノゲイトウと菊 原発処理水の海洋放出

 「バラのお手入れ」に出かけた。10日ほど前に出かけた時は、とても綺麗な葉っぱとバラの花が咲いていたのでほっとした。今日はたくさんの枝が枯れてしまい、葉っぱも枯れていた。一つづつ取り除いていく。大変な作業だったが、秋に咲くバラたちのことを考えながら、手を動かした。日陰になり、風が吹いていたので、この暑さのなかも気持ちよくバラのお手入れができた。

 そのあと、お習字教室に出かけた。「孟軻敦素 史魚秉直(モウカトンソ シギョハイチョク)」の前半部を書いた。意味は、「孟子は人の善を愛した。史魚(しぎょ)は正直一途に生き、君に従えず自害するという直な人であった。」文字の美しさは、縦線と横線のバランスや、ハネの美しさにある。そのバランスがわからない。先生から指導を受けるがなかなかその通りには書けない。手がうまく動かない。だからお習字は面白い。

久しぶりにお花を購入した。いつも大原の朝市でお花を購入していたが、ここしばらくはお休みしていたので、お花が手に入らなかった。スーパーなどに置いてあるのは、菊とバラ。年中あるお花で、なかなか購入する気にならなかった。小さな花瓶にはベランダで育てているバラやハーブなどをいれていたが。ケイトウのノゲイトウ、またはセロシアという花と菊を購入。ケイトウは夏の花で子供の頃からあちこちに咲いていた。

 政府は福島第一原発の処理水を24日から海洋放出すると発表した。風評被害を懸念する漁業者の理解を得ないままである。政府は風評被害に対処すると約束した。現実には処理水を保管する場所がないので、「海洋放出」をいいだした。まったく問題がないとするならば、その科学的根拠が必要となる。処理水の海洋放出が、完了するには30年〜40年かかると毎日新聞が報じていた。現実には放射性物質の濃度を基準値未満に下がっていないものが7割もあるともいう。そうであれば、再処理しないまま、こっそりと海洋放出してしまわないか懸念する。これからもずっと科学的データをきちっととり、地元の漁業関係者に安心できるデーターを示せるのだろうか。その安心感や信頼性が今の政府や岸田首相にあるだろうか。「聞く耳」を持たない岸田首相は、歴史に禍根を残すことになるだろう。