Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

服のリメーク 夏の高校野球 BRICS会議ヨハネスブルグで 日本は戦争の道へ

最近、服のリメークにこっている。夏用のスーツは絶対に着ないので、スカートの部分を切って、上着につけて、少し長い目のチュニックにした。えりは新しく付け直した。とてもいいレースの生地だったので、捨ててしまうのはもったいないと思った。他には絞りの着物から作った袖なしのトップスに袖をつけた。同じく袖なしのロングのワンピースをパンツにした。これは何年も前によく着ていたが、もう長年着なくなっていた。作ることが楽しい。

 午後からは高校野球の決勝戦があった。仙台育英対慶応。慶応が勝てば、107年ぶりの優勝となるという。あまり高校野球は見たことがなかったが、ずっとテレビの前に座って見ていた。どちらも力があり、ハラハラ、ドキドキしながら見た。慶応が3点をとり、仙台育英は2点をとり、追い上げてきたが、5回表で、仙台育英の守りにミスが連発して、慶応が5点をとり、8対2となった。夏の甲子園球場は野球少年にとっては、あこがれの場所である。応援団で甲子園球場が満席になり、大きな声をだしての応援も涙が出そうになる程、迫力があった。ネットでは、慶応に対する批判が多く書き込まれているようだが、その一つにこの応援の迫力に対する攻撃だった。優勝した慶応のキャプテンは、さまざまな攻撃に耐えて、頑張ってきたことを明かしていた。SNSへの書き込みは顔が見えないからと言って、何を書いてもいいわけではない。

 いま南アフリカBRICS会議がヨハネスブルグで開催されている。ブラジル(B)、ロシア(R) 、インド(I)、中国(C)、南アフリカ(S)の5か国の会議で、欧米への対抗組織として、加盟国拡大をねらっている。ロシアのプーチン大統領はオンラインで参加。「脱ドル化」を提言し、貿易決算をドルで行うことに反対する議論を提起した。今会議ではBRICS加盟メンバー国を増やすことも議論されるという。南アフリカにとって、ロシアはアパルトヘイト時代に多くの支援を受けたという恩義があるが、貿易ではアメリカの市場は大変重要であり、アメリカとは対立したくない。二大国家の間でジレンマに陥っているようだ。BRICS加盟国の人口は、全世界人口の40%を超えるので、世界の経済を左右するだけのものがある。最近南アフリカのラマポーサ大統領は、ロシアとウクライナの大統領に会いに出かけて、停戦仲介をかって出たが、うまくいかなかった。BRICS会議ではロシアの顔色をうかがうのだろうか。

 北朝鮮は24日以降に「人工衛星」打ち上げを通告している。それに対して、日本の防衛省は、石垣島で迎撃ミサイル「PAC3」を準備したという。宮古市でも「PAC3」が準備されていると、夜のNHKのニュースが伝えていた。戦争に向かう道を着々と進めている。こんなことは許されるのだろうか。日本は、本当にひどい国になりつつある。