Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

暑い毎日 読書会 女子サッカー ビックモータの不正は

 暑い毎日が続いている。京都は37度。清水寺への参道はほとんどが外国人旅行者で混み合っている様子がテレビで報道されていた。地元の人たちは外には出ない。京都市内は盆地のなかにあるので、暑さも寒さもどこにも抜けないで内に篭ってしまう。なんとも言えない暑さだ。冷房のかかった部屋から出られない。

 午前中は、オンラインでのフランス語の読書会。8人参加。担当部分があったので、真剣に準備していたので、質問には答えられた。フランスのことをよく知っている人たちがいるので、いろいろと教わることが多い。

 昨夜はワールドカップ戦で、日本女子サッカーコスタリカと対戦して勝利した。相手にゴールを決めさせなかった。大半は相手ゴール前で果敢に戦った。いい戦い方だった。決勝トーナメントに進出した。2011年のワールドカップで、日本はアメリカと戦って優勝した。しばらく忘れていたが、テレビ番組で当時の試合が再放送された。それを観た。伝説となった澤穂希の最後のゴールボールで優勝が決まった。すばらしいキックだった。誰にもできないキックを改めてみて、澤穂希のすごさを知った。現在の「なでしこジャパン」も力がある。期待したい。

 中古車販売大手ビックモーター(東京)による自動車保険の不正請求が大問題となっている。社長と副社長が退任した。社長の記者会見では「まったく知らなかった」としらばくれた。ゴルフボールを使って、車に傷をつけ、余分の保険金を請求していたという点に触れられると、「ゴルフを愛する人への冒涜」と言った。的外れの返答で、社長は全く知らなかったことだとして、逃げ切れるだろうか。社長が知らないで全部部下がやったことだというのは、あまりにも無責任だ。今日のニュースで明らかになっているのは、社長の息子の副社長がもと、保険会社損保ジャパンに勤めていたという。自動車保険金をめぐって、ビックモーターと損保ジャパンとの間で、長年不正があったのかどうかが検査に入っている。今日明らかになったのは、ビックモーターの事務所の前の舗装道路沿いの植木が枯れて、全部植林が切り取られた。全国のビックモーターの事務所の前の街路樹が枯れている。これから土壌調査をするらしいが、偶然ではない。企業が利益を上げるために、社員になんでもやらせるのは、労働に対する冒涜ではないか。企業者としては失格だと思う。

 暑い毎日が続いているぶん、夕陽がきれい。ベランダに出て、ゆっくり空を眺めていると、嫌なことも、暑さも忘れさせてくれる。世界中の人たちがみんな、こんな美しい空を眺めることができるといいのに。