Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ムクゲの花 祇園祭がやってきた フランス語の授業 久しぶりの「なでしこジャパン」

 八重のムクゲが咲いた。黒いイトトンボが周りで遊んでいた。いよいよ夏がやってきた。今日は祇園祭の宵々々々山で大勢の人たちが集まってきている。大勢の人たちに揉まれながら、汗をかいて、あちこちの鉾をみて歩くのは楽しいひと時だった。このコロナ禍の中3年間は中止だったので、今年は3連休とも重なって、大勢の人が京都に集まっている。子供や孫たちが小さい頃は、早めの夕食をすませて、浴衣を着て出かけたものだった。汗びっしょりになりながらも人の群れの中を歩くのは楽しかった。だが、いまは人混みの中を歩く「勇気」と「気力」がない。

 午後からはフランス語の講座。聞き取り練習をした。”f”、”r”の音が聞こえていない。Je retéléphonerai le demain. (明日また電話するね。)のretéléphoneraiのreが聞こえてこない。だが、少しづつだが、音が聞こえるようになってきた。文字で読めても、音で何を言っているのか理解できなければ、会話はなりたたない。地下鉄に乗って帰る途中、四条烏丸で降りる人が増えていたので、祇園祭りに出かける人たちだと気づいた。

 今日の夕食に「鱧」の湯引きを購入した。祇園祭は別名「鱧祭り」とよばれるほどに、この時期には「鱧」を食べて、夏バテをふせぎ、体力をつけていた。「京のおばんざい」は毎月いつの日には何を食べるか決まっている。生活の知恵として、健康的な食生活を守ってきた。食べるものに行き詰まると、お豆さんやヒジキを炊いたりして、「おばんざい」のお世話になっている。

 夜は久しぶりに「なでしこジャパン」のW杯開幕直前の最終強化試合を観た。対パナマの試合は日本が前半・後半ともに得点した。久しぶりに観た女子サッカー、面白かった。ほとんどの選手は知らない。世代交代していた。5対0で日本が勝利。すばらしい戦いだった。澤穂希さんの解説はとてもよかった。