Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「バラのお手入れ」 プールで、 レモンの実がなった AI は人間を超えられない

18日(火)午後から「バラのお手入れ」だった。この暑さで葉っぱがかなり病気にかかり、黄色くなったり、黒い斑点ができたり。一枚一枚、丁寧にとる。外での作業は大変だが、お喋りをしながら、葉をむしりとる作業は結構楽しかった。建物の東側の壁面にバラを這わせているので、日陰側で、風が吹き抜けていたのも、よかった。

 「お手入れ」のあと、プールで泳いだ。友人が来ていた。久しぶりだったので、プールの中をウォーキングしながら、近況報告やら、あれこれおしゃべりした。お互いに元気であることが、とても嬉しかった。

 レモンの木は鉢植えで15年ほどになるが、一度も実をつけたことがなかった。今年初めてレモンに実ができた。花がたくさん咲き、実もいっぱいついていたが、どう摘果するのかわからないでいたら、いつの間にか不要な小さな実は落ちていた。生存競争はすごいなあと思った。毎日レモンの数を数えているが、いまのところ11個の実が少しづつ大きく育っている。どう成長するのか楽しみ。バラは二番花が次々と咲き始めた。少し小ぶりになっているが、とても美しい。四季を通じてバラの成長過程も楽しい。

   

 バラはある程度咲くと、それ以上のエレルギーを花の方に行かないように適当なところで切る必要がある。そのためにこの時期には、部屋中がバラで溢れている。外と内で喜ばせてくれる。

 AIの活用が話題になっている。AIは、これまでのデータを処理する能力はあるかもしれないが、未知のあるいはマージナライズされた地域のデータは非常に少ない。データは、ある地域、ある分野の情報に偏っている。そこで処理されるものは、とても危険だ。人間は、未知の分野にたえず興味をもち、たえず新しい知識と地平を開拓している。AIは人間が生み出したものを「器用に」「整理」するだけだ。そんな初歩的なことに目をつぶって、AIの便利さや効率のみを議論している。だから、学校教育に持ち込んでも痛みがない。それならば、教育は不要となる。教師は楽になる。生徒たちも友人を作る必要がなくなり、AIとだけ付き合っていればいい。日本のあちこちの大学で、軍事産業に役立つ研究や、宇宙開発にかかわる研究などが進んでいる。地球上は地球温暖化で人々の暮らしが不安にさらされている。放射能に汚染されたものを海に流すという。遠い将来人間の生活に影響があるかもしれない。現在生きているの人は「先のことは知らない」と無責任に言えるのだろうか。AIの教育現場での使用の有無を議論するよりは、本来の「教育」の原則に立ち返るべきではないか。「教師」と「子ども、生徒、学生」が生き生きとできる場の構築が大事ではないか。

 最近テレビドラマで始まった「最高の教師」をみていて、いろんなことを考えさせられている。