Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「水彩画教室」 大原の朝市 極暑と地球温暖化 

 15日(土)午後は「水彩画教室」にでかけた。お一人、新しい「生徒」がふえた。「退職して、絵を描きたい」と思ったと自己紹介された。アサガオを描いた。鉛筆の輪郭はできるだけ薄くして、水をたっぷり含んだ絵具で輪郭が取れるように塗るように教わった。水分をたっぷり含んだ絵具の上に少し濃い目の色を乗せていくと、自然に絵具が画用紙に上で混ざり合って、面白い色とひろがっていくと教わった。同じものをみんなが描いていても、それぞれに違う作品となっている。それが面白い。自由で、正解がないのがいい。

16日(日)大原の朝市にでかけた。お花やさんがきていた。ヒオウギとトルコキキョウを購入した。ヒオウギ祇園祭には欠かせない祭花で、一年に一度だけ生ける。祇園祭は疫病退散の願いをこめた庶民のお祭りで、ヒオウギが必ず飾られる。ヒオウギは縁起物、魔除の花として知られるようになった。この時期だけのお花として、重宝される。一年に一度だけ生けるお花。すこし厳かな気分にもなる。

 

 午後の外の温度は何度だろうか。34度。相当暑い。午前中散歩に出るつもりだったが、とりやめた。暑さがこわい。少し涼しくなってから所用のついでに出ることにしたが、それでも外気は暑い。日本の「温暖化政策」には、覚悟がたらない。2030年を目標にとは、切実感がない。ちょっと雨がふれば、あちこちで川の氾濫が起こり、水災害が頻繁に起こっている。これだけ科学が発達している時代に、どこの河川が危険かぐらいは想定できるはずだ。ほとんど何の手立てもしていない。毎年、毎年、同じことを繰り返し、多くの犠牲をだしている。防衛費や宇宙開発に膨大な税金を使うのではなく、国民の生活を守るために、税金が使われないのはなぜだろうか。

 熱中症への警戒として、必ず語られるのが「高齢者は冷房を使い、水分補給をするように」である。高齢者は年金で「豊かな暮らし」ができているという偏見がある。高齢者と若年者の「貧困」には目をむけようとはしない。ますます暮らしにくい社会になってきた。