Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語読書会と授業に   Go to キャンペーンとコロナ・ワクチン?                                                                                                                                                                                                                          

 朝の10時から11時30分まで、フランス語小説『なぜ空は青いのか』の読書会。今日は参加者6名。担当者4名が発表。第4章を読んだ。地主は小作農から農作物(小麦)を分取る悪どさが描かれていた。じっと我慢をせざるを得ない小作農の憤りが描かれていた。子供が10歳を超えると出稼ぎに出される。口減らしと生きて行くために他に方法はない。家を離れた子供たちは、働き先から、唯一クリスマスには帰宅を許される。両親はなによりも子供に会えることを楽しみにしている。私を新規に受け入れてくれた読書会は、もう10年も続いていて、みなさんは古くからの勉強仲間。一人リーダー格の人がいて、細かなフランス語表現を教えてくれる。圧倒的にフランス語の知識をもっている。

 午後3時30分から5時まで、京都キャンパス・プラザで京都外大の生涯教育のフランス語の講座に出席。こちらはリスニングの練習。テープを繰り返し聴きながら、空欄に言葉を埋めて行く。プラクティカルな語学学習。音が文字にならない歯痒さがある。単語の語尾が子音の場合は発音しないので、音をそのまま文字化するのではなく、女性名詞か、男性名詞か、複数か単数かも考えて、文字化していかなければならない。なんとなく意味がわかっていても、なかなか難しい。これは訓練でしか解決しない。学ぶことが楽しく思える。

 キャンパス・プラザの周辺は、京都駅を中心に地下街、伊勢丹ヨドバシカメラなど大型の総合店舗がある。Go To キャンペーンで京都に国内外から観光客が集まっている。さらには修学旅行生が京都の街に溢れている。着物姿の人たちがあちこちを嬉しそうに歩いている。やっと京都らしさが戻ってきたようだ。だが、コロナが一旦おさまったかのように京都市内では感染者が2桁にまで減少したが、今週をみてみても、じわじわと感染者が増え続けている。第8波が到来するきざしが見え始めた。5回目のワクチンをうつ日を病院が知らせてきた。旅行から帰ってきた翌日なので、断った。4回目のワクチンを打ってから、3ヶ月たてばいいという。これまでは6ヶ月だったのに。それだけ、ワクチンは効き目がないということなのか、ワクチンだけを頼りにしたコロナ対策なら、あまりにもひどい政策だ。

 Go to キャンペーンは一部の人たちだけが恩恵を被るシステムになっている。11月に母のお墓参りに高知に行くことにした。ホテルはなかなか取れなかった。いつも泊まっているホテルをいくつかあたってみたが、全部ダメだった。それにGo to キャンペーンの恩恵にはまったく与れない。国や自治体の掛け声が大きい「Go to キャンペーン」は、不公平感を残したもので、根本的な、コロナ対策、経済対策にはなっていない。がっかりした。

 今日咲いたバラ。