Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

新しいコンピュータ フランス語の新学期 水彩画の教室に 植物園に鹿出没

16日(火)新しいコンピュータのおかげで、机の前が綺麗に整理された。古いコンピュータもまだ机の隅っこに置いたままで作業も続いている。まだしばらくはかかりそう。真ん中にテレビがあるので、時々テレビも観ながらの、相変わらずの「ながら族」。iMacのデスクトップのファイルが自動的にiCloudに入るように設定されていた。私はiCloudを使うこともあるが、貴重なデータはiCoudには入れないことにしている。誰かにアクセスされる可能性もある。今作業しているデータは、デスクトップにあり、他の人には見られたくない。私のアドレスとパスワードを抜き出せば、私のiCloud Driveにアクセスできるからだ。

 ストーブもようやくしまうことができ、本格的に春の生活が始まった。京都外大の「フランス語講座」受講が受け入れられたが、応募者が多く2クラスに分割したとのお知らせがあった。今年度から5月10日から外大のキャンパスで始まる。ウキウキ、ワクワクとはならないが、もうしばらく学んでみようと思う。最近の心境は、語学は「教室」で学ぶものではないと思うようになった。フランスのラジオを聴いたり、ワールドニュースを観たりして、聞く力を身につける努力が最重要。書いてあるフランス語はなんとなく、英語から類推できるが、フランス語の文字列と音声がとてつもなくかけ離れている。その法則を学び、正しい発音は指導を受けなければ、先に進まない心境になっている。とてつもなく、長い道のり!

 午後からは「バラのお手入れ」と「水彩画の教室」だった。場所は同じ「おとなの小学校」で。バラは綺麗な葉っぱを出し、小さな蕾がいっぱいついていた。もう一週間もすれば、一斉にバラが咲く様子だった。細かく観察して、黄ばんだ葉っぱを一枚づつ手で取る作業が主だった。途中で「水彩画の教室」に移動した。今回から新しい先生に変わった。日本画の手法を教わった。これまでとは違っていた。まず、トレースして、墨で輪郭を描き、それから色づけをする。用紙は和紙なので、水をつけすぎると、滲むので細心の注意が必要。私は日本画の染料を持っていないので、絵の具で色を作りながら塗った。日本画の手法は着物の染めにも使われているのも、よくわかった。

 昨日は、植物園の北門の前にある筋トレジム・カーブスに出かけた。昨日も植物園は休園になったと教わった。一昨日の日曜日も植物園は休園だった。野生の鹿が2頭植物園に迷い込んだからだ。数年前には上賀茂にある大田神社カキツバタを野生の鹿が食べてしまった。その後は「太田の沼」のぐるりにネット網が張り巡らされた。岩倉の山奥にいた鹿たちが食べ物を求めて人里や河原に降りてくる。先日も高野川で野生の鹿をみた。鹿はどのようにして植物園に入り込んだのだろうかと思った。植物園の横には鴨川があり、高野川と鴨川がつながっているので、簡単に入り込めたのだろうか。植物園は広くて、彼らにとっては食べ物は豊富にある。人の気配を感じれば、どこにでも逃げられる。大勢の人が総出で、鹿の捕獲作業を長時間続けた結果、月曜日の夕方には鹿を捕まえたと新聞報道があった。彼ら住処が、土地開発により奪われた結果だ。これまでも植物園に鹿が出没したかどうかは知らないが、植物園は、いつでも多くの人たちが集まってくる場所だ。保育園の子供たちがのびのび運動できる場所であったり、遠足や写生に多くの生徒たちがやってくる。地域住民や高齢者たちの散歩の場でもある。最近では外国人観光客も大勢やってくる。2日間も人間対鹿の闘いは大騒動だったに違いない。