Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

朝の散歩、筋トレジム・カーブスに、フランス映画「目元が似ている君へ」

 朝には小雨が降ったが、雨が上がっていたので朝の散歩に出た。いいお天気になるという予想だった。河原を下って、北山通りまで行き、植物園の中を歩いた。この前は運よくカワセミに出会ったが、今日は同じ場所には小さな鳥たちが枝から枝へ飛び回っていた。すぐ下には蓮の花の池がある。カワセミは池にいる小さな魚を素早く捉えて、木の枝にとまって食べていた。何ものにも邪魔されることがない場所。梅園はこの前に訪れた時よりは少し、花がついていた。

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いつものように北門の前にある筋トレジム・カーブスで運動をした。しばらく休んでいたので、どのマシーンも筋肉に響く重たさを感じた。それだけ、筋肉に刺激を与えているということ。運動をすると気分もスッキリした。2、3分待っただけでバスが来たので、バスで帰ることにした。

 お昼からはNetflixでフランス映画を二本みた。一本は「目元が似ている君へ」。フランス語圏アフリカ出身のカップルに子供がいない。待ちに待った養子縁組ができた。やってきた赤ん坊は白人。皮膚の色の黒いアフリカ人からは白人は生まれない。しかし、この子供は親を必要としている。そこで、アフリカ人夫婦はこの子供を養子にすることを決意する。様々な露骨な差別を受ける。最初はアフリカ人の娘の親は白人の子供を養子にすることに反対。様々な事件があり、紆余曲折の後、アフリカ人夫婦のもとに白人の子供が正式に養子となる。お婆ちゃんもおじいちゃんも最後には娘が白人の子供を自分の子として育てることに賛成する。コメディタッチで描かれているが、深刻な社会問題をいくつも取り入れていた。日常の会話が心地よく耳に入ってきた。

 安倍元首相の核兵器に関する発言がネットで話題になっている。プーチン大統領核兵器を使用することをにおわす発言に対して、安倍晋三氏は日本に核兵器に対する三原則があるが、それを見直しべき時期がきたと発言。どさくさに紛れて、何をいうのかと怒っている人が多い。核を持つことは考えていないまでも、アメリカの核を日本に持ち込むという議論である。現実的にはなし崩し的にアメリカの核兵器は知らない間にすでに持ち込まれているのではないか。安倍氏の発言は、台湾事情を睨んで、核の持ち込みを正式に公けに認めておきたいというもの。総理を降りてから、マスます過激な発言をする安倍氏の精神構造はプーチン大統領と同じ発想。怖い。