Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2022年1月1日 おせち料理と新年の日に

 2021年12月31日は一日中おせち料理作り。50年近くほぼ毎年おせち料理作りは欠かせない年中行事になってしまっている。作ることが楽しい。一番の自慢は叩きごぼう。たくさんのゴマをすり鉢ですりつぶしたところに、白味噌と砂糖とお酢を混ぜ合わせて、そこに叩いたゴボウを入れて混ぜ合わせるだけ。評判がいい。今では夫婦2人だけの生活になったので、それほど量はいらない。少し作るのも、たくさんつくるのも同じなので、娘家族の分も作っておく。子供たちはお肉巻きや肉団子が好きなので、作るが、オーブンにいれて焼くだけ。いつもは車でおせち料理を取りにくるのだが、一日中雪が降ったり、やんだりで、車の運転は危ないので、京都駅で落ち合うことにして、おせち料理を渡した。若い人はうまくアレンジしながら、うまくお重に詰め合わせていた。我が家では、もう重箱も大きいのは使わず、小さいものに一回分だけを入れることにしている。食べ終われば、新しく詰め合わせればいい。

 NHKの紅白歌番組を見るが、ほとんど知らない曲ばかりなので、なんとなくついていけなかった。派手な衣装や、動きを見ながら、観客席も満員で、コロナもかなり抑えられていることにほっとした。

 1月1日 朝からおせち料理白味噌のお雑煮を食べる。今朝から雪が積もっていた。雪は止んだり、降ったりを繰り返していたので、上賀茂神社に初詣に行った。うちから歩いて4〜5分ほどの所にあるので、行ってみると、結構な人がお参りに来ていたが、例年ほどではなかった。上賀茂神社の入り口前の広場は新しくなり、バス停の位置がずいぶん前に変わっていたので、うまく人の流れができていた。

 お昼ご飯を食べてから、年賀状を書いた。一年に一度だけ便りを交換して、無事に過ごしていることを確かめある。幾つになっても嬉しいひと時だ。

  今年の年賀状に私はこう書いた。「昨年はコロナ禍の中、断捨離に努めながらも、人との繋がりを考えさせられる毎日でした。私たちを取り巻く政治には、大切な繋がりを容赦なく遮断したり、改竄するなど、納得のいかないことが多すぎるように思います。。。。」

 お正月は食事をつくる心配もなければ、特にしなければならないこともない。ゆっくりと過ごせるひととき。北郵便局に年賀状を出しに行った。いつものバス停でバスを待っていても、なかなかバスがこない。反対側にもバスが通らない。やっと気がついた。元旦は上賀茂神社参拝者が多いために、バス路線が変更になる。元旦からバスを乗ることがなかったので、忘れていた。バス停2つ先まで歩いて行くことにした。そこからは上賀茂神社まで来る人たちのために、変更したバス停がある。そこからバスに乗ってきた郵便局のあるところまで行った。年賀状専用の臨時ポストがあった。

 ケープタウンでよく居候をさせてもらう友人からWhatsupにメッセージが入っていた。南アフリカはいま真夏だが、友人は妹家族を訪ねていた。以前私をそこに連れて行ってくれ4、5日を過ごした懐かしい所で、妹家族の別荘でもある。もと牧草地で人里離れたところにあり、一週間分の食糧を持ち込んで、誰もが思い思いにのんびりと過ごす。それぞれがコンピュータを持っていて、ゲームをしたり、映画を見たり、それぞれの場所で、のんびり過ごす。食事の時に顔を合わせて賑やかにおしゃべりを楽しむ。

 真夏なのに、ヒョウが降って異常な気象だと書いてあった。クリスマスの前からそこに訪れていたとも書いてあった。私が知る妹さん、妹さんの娘たちなどと一緒の写真を送ってきてくれた。何度かメールでやりとりをした。最後にいつ私が南アフリカに来るのかと尋ねてきたので、まだ2、3年は難しいのではないかと書くと、そんなに待てないと書いてきた。そうだと思ったが、このコロナ禍から世界中がいつ抜け出せるのかは誰もわからない。とりわけ日本では、南アフリカやアフリカの諸国からの入国には制限があり、2週間の隔離も求められる。こうした状況がいつ終わるのか誰もわからない。     

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