Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2021年1月1日 静かな新年

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 2021年1月1日。新年。新しい年になった。おせち料理白味噌のお雑煮で一日が始まる。いつもと違って、小さな器の三段重ねに詰める。一段目は黒豆、田作り、数の子、蒲鉾、肉巻き、肉団子、エビなど。二段目は大根と人参の紅白なます。酢レンコン、聖護院カブなど。三段目は煮しめ。(堀川ごぼう、レンコン、里芋、くわい、人参、たけのこ、こんにゃくなど)。雑煮はそれぞれの家の伝統がある。夫の家は、一日目は白味噌仕立て。二日目は水菜のすましの焼き雑煮。三日目はなんでもいい。私の家はずっとすましの雑煮だった。地域によって、雑煮はそれぞれの家によって異なる。昔に住んでいたところの近所に住む人はあんころ餅を入れた雑煮をたべていた。お汁粉ではなく、雑煮でたべていた。おせち料理は全部食べきれないので、外の自然の冷蔵庫の中に置いておいた。

 今年も静かな朝だった。少し雪がちらつき、寒かったが、穏やかな気持ちで新年を迎えられた。朝一番の新年のメッセージはケープタウンの友人からだった。健康で、温和な日々を大切にしたいという。同感。お昼過ぎには5つ年上の先輩から電話をいただいた。85歳の一人暮らしの人と一緒にお正月を迎えているという。一人暮らしの人にとっては寂しすぎるお正月だ。

 東京ではコロナ感染者の数が1337人となった。ついに千人超えとなった。誰もが予想していたように、Go To Travelキャンペーンを中止しても、感染拡大はおさまらない。ステイホームで自粛が求められているが、あまり効き目がないようだ。今日は金曜日としては2番目に多い783名。京都は103人と、100人超え。

 お昼前に上賀茂神社に初詣に行った。歩いて7〜8分のところにあるので、散歩がてらだ。いつもと違って参拝の人たちはご近所の人たちが主で、遠くから来ている人は少ないように思った。いつもなら、御園橋の上は人がいっぱいだし、車も列をなしていたが。

 午後からは年賀状を書いた。毎年お正月に書くことにしている。いただいた年賀状の多くはコロナ禍で予想外のことが起こったり、いろいろと不慣れなことに挑戦したりと、誰もが大変な一年を送ってきたようだ。一年に一度だけのお便りをうれしく思う。

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暮れに娘からもらったランの鉢。毎年ランの鉢をもらっているが、昨年は新しい芽をだし、ランの花が咲いた。ゴージャスなお花。