Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月9日 お花とカーブスと福島原発処理水

4月8日(木) 一月に一度グループ購入に届けられるお花をいただきに、「おとなの小学校」にでかけた。かすみ草とバラ(ピンクと黄色)だった。グループ購入をしている方と出会い、北大路まで15分ほど歩いた。彼女は私よりも4歳年上で今はお一人暮らし。下鴨に住んでいたころは、よく高野川から出町柳までくだり、鴨川を北上して出雲路橋から東に散歩をした。その散歩道の途中にその方のお家があったので、桜の頃は絶景の場所で暮らしておられる。バラのお手入れでもご一緒していたので、長々とお花の話やらあれこれおしゃべりをした。結局近くの喫茶店でお話を続けることになった。50年もお習字をされていて、いまはお習字も教えておられるそうだが、昨年からはオンラインで指導をされるという。コロナ禍の中で、なんだか人と人とのコミュニケーションを立たれている状況に慣れてしまってはいけないと思った。

 部屋中に飾ったバラ。どのバラも一気に水揚げをして元気よく咲いている。

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4月9日(金)朝の散歩にでた。少し風があった。散歩をしている人はほとんどいない。子供たちは学校が始まり、お仕事をしている人たちは職場にいるのだろう。保育所の子供たちが河原で遊んでいた。付き添いの保育士の人たちは大変な思いをしながら、子供たちを見守っていた。河原にはコロナがいない。京都もコロナ感染者の数が増えつつあり、油断できない。数日中にも「まん延防止等緊急措置」が発令されるようだ。それを考えるだけでも、気が滅入る。「自粛、手洗いうがいマスク、三密をさける」はこの一年間やってきた。政府がやっているのは、飲食店の営業時間短縮と保証だけで、PCR検査拡充、変異株の発見と対応、ワクチンの普及、医療機関や医療従事者への支援などは遅々として進まない。感染者数が増える度に、国民にむけて、自粛を要請しても、誰もなにも特別なことはしない。国民が悪いわけではない。コロナ対策をしっかりしなければならないのは政府のほうだ。

 植物園は広々しているので、どこを歩いても花が咲いていて、気持ちを浮き浮きさせてくれる。ミツバツツジエゴノキ、シャラなどが芽吹いていた。丁寧に植えられた花たちは綺麗に咲いている。

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 筋トレジム・カーブスに寄って体を動かした。いつもより多くの人たちが来ていた。おしゃべりも弾んでいるようだし、蜜の状態だった。カーブスでクラスターが発生したらいやだなあと思いながら、マシーンを使って筋肉運動をした。

 午後からは、京都外国語大学の生涯教育のフランス語講座を受講できるようになったので、三井住友銀行の口座に受講料を振り込みに行った。三井住友銀行のATMが、うちから一番近いところにあるのは地下鉄の今出川駅なので、バスと地下鉄を乗り継いででかけた。開講は5月の連休明けであるが、その時にコロナ感染がどうなっているかわからないので、開講は不確実だが、できるだけやってほしい。

 福島の原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水を海洋放出する方針を固めたという。処理水を人体に影響がないレベルまで薄めて徐々に放出すると言っているが、お魚や水産物に影響はでないのだろうか。現在の科学技術ではトリチウムは取り除けないという。もう政府も東電もめちゃくちゃだ。海洋放出が「現実的」とする専門家委員会の提言を踏まえて、政府が決定するという。「専門家委員会」に責任を負わせる菅政権のやり方、説明のし方には信用がならない。菅首相は、学術会議の6名の任命拒否をしたことからも明らかなように、政府のいいなりになる専門家委員会だけを見方につけている。なんともひどい。