Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月18日 水彩画の教室に行く

 最近では水彩画の教室は月に1度となった。ようやく下絵の書き方がわかってきた。どんなものでも注意深い観察が大切。ポルトガルのリスポンの街を走るケーブル電車と建物を書いた。16分割にして、一コマづつに描かれているものを写生すれば、間違いなく描ける。一つの方法ではある。どこに目線があるのか、どこが平で、どこが垂直で、どこに焦点が集まっているかを知ることができる。これらが感覚的にうまくつかめなければ、構図は不自然になることがよくわかった。

 朝の散歩で、植物園の中を歩いた。蓮が見事に咲いていた。水の中から大きな花が飛び出したように咲いているのは、何とも涼しげでいい。朝に咲き、お昼には閉じ、4日目には花が咲ききり、花弁は散ってしまって、花芯の黄色い部分が残る。お釈迦様が座っている極楽浄土の花ともされる。お盆の夏だけに咲く花なのでそういわれるのかも知れない。バラも優雅に競い合っていた。

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 東京でも、大阪でもコロナ感染者が増え続けている。東京だけがGo to キャンペーンに参加できない場所ではない。大阪もそうだし、京都だって観光都市なので、大勢の人たちが全国からやってくるだろう。たちまちのうちに感染拡大するかも知れない。キャンペーン中に旅行を計画していた人たちが、キャンセルせざるをえなくなったり、気持ちの上でキャンペーンに乗れない人たちが大勢、旅行をキャンセルしている。旅行代理店や旅館やホテル側が困惑し、混乱しているという。政府は、こんな馬鹿げたいい加減な計画を強行していいのだろうか。安倍首相の何の説明もないのはなぜだろうか。何をやってもすべてうまく行かないのはなぜか、考えてほしい。

 もっとも重要なのはコロナウィルス感染者を見つけ出すために、徹底的なPCR 検査をし、感染者を医療で治すこと。医療従事者を経済的に保障すること。医療機器やベッドを十分に準備すること。医療崩壊を招くような政策をとってきたことを真摯に反省し、過ちをただせばいい。そのために国家予算を使えばいい。全員にマスクはいらない。あんなどうしようもないマスクではなく、医療従事者に医療用のマスクを配ればいい。全員に10万円を配る必要はなかった。必要な人にどんどん出せばいい。突然に幼稚園から大学まで休校にし、若者たちを大混乱におとしいれた。その保障はどうするのだろうか。あまり声が聞こえてこない。

 そして今、コロナ感染第二波が押し寄せつつある。オリンピック中止が恐ろしくて、現状を認めたくないのだろうか。安倍支持率暴落がいやなのだろうか。

 はやくコロナ感染が収束することを願うのみ。これ以上自粛していると、精神的に病みそうだ。