Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市 東京都知事選挙とフランスの国民議会選挙

7日(日)大原の朝市に行った。モロッコインゲンと万願寺とうがらしを購入。モロッコインゲンは、薄揚げと一緒に柔らかく煮付ける。万願寺唐辛子は軽くオリーブオイルで炒めて、削り鰹節をまぶす。夏野菜はどれも美味しい。お花はドウダンツツジとトルコ桔梗、ヒオウギ、菊を購入。ヒオウギ祇園祭の時期にだけお花屋さんに出る。京都では団扇の形をしたヒオウギで悪疫を退治するといういわれがある。

 

 午後は、京都で久しぶりに友人3人で出会う。お二人は私よりは少し年長。お一人が体調を崩されていて、少し心配だったが、気遣いのない間柄だったので、少し横になられた。マッサージをしてあげたので、少しは血流もよくなり、元気を取りもどされた。私たちはそういう年齢になったのだとつくづく思った。何年も出会っていなかったが、以前と変わりない関わりが嬉しかった。

8日(月)何日もブログを書いていなかった。毎日の暑さに、あっという間に時間が過ぎていることに気づかないままに過ごしているようだ。テレビをつければ、東京都知事選挙のことばかり。小池さんは、「公務優先」を理由に、何の選挙活動もせず、現職知事の座にあぐらをかいて、当選した。蓮舫さんに対しては、共産党と連合したことが敗戦の理由として報道する。蓮舫さんが掲げた政策案については一切語らない。日本のメディアは腐っている。テレビは見たくない、すぐ消したくなる、そんな気持ちにさせられた。

 フランスでも国民議会選挙があった。第一回選挙では、ル・ペンが率いてきた極右勢力「国民連合」が第1党となった。党首は若手のバルデラ氏に2021年から譲っているが。候補者が過半数をとれなかった地域では第二回目の選挙が7月7日に行われた。第二党と第三党の左派連合が、「国民連合」と戦った。左派連合が勝利をおさめた。フランスの政治は極右勢力が握ったことは一度もないので、第一回目の選挙で「国民連合」が第一党となったことに国民が危機感を抱いた結果がでたようだ。マクロン大統領は今後どのような舵取りをしていくのだろうか。行手には大きな課題が山積しているが。

 フランス語の勉強をしていなければ、私自身がフランスの政治に関心を向けることはなかったが、フランスの新聞「ルモンド」を読み、少しはフランス社会で何が起こっているのかを知ることができた。イギリスでも総選挙があり、保守党から労働党に政権が変わった。今後日本も政治が大きく変わるのだろうか。アメリカもどうなるのだろうか。