Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「絵画教室」に バラの手入れとヤブコウジ アメリカ大統領選のテレビ討論会

10日(火)午後から「おとなの小学校」の「絵画教室」に出かけた。今回はザクロを描いくことになったが、前回に仕上げていなかった「シュウメイギクとミズヒキソウ」に取り掛かった。墨で縁取りしないといけないのに、ボールペンで安易にやってしまったので、色塗りの時に滲んでしまった。基本を守らなかければならないと大反省。写真を見ながら描いているので、立体感を出すのが難しいが、お花を眺めているのは楽しい。

 帰路バスに乗ってから、突然に雨が降り出した。空に黒い雲の塊ができていたので、雨を予想していたが、本当に突然にふり出し、突然にやむのだと思った。雨が降っている間は、バスターミナルにあるスーパーマーケットで、卵や牛乳などの毎日必要なものを購入。買える機会がある時には、買っておくと、なんとなく安心するようになった。ターミナルから家までのバスは定時に出て、家の前に停まるので便利で、雨の時もほぼ濡れないで済む。

 11日(水)食事の後の日課は、ベランダで、洗濯物を干した後、バラの手入れをする。暑さのためか、葉っぱが黄色くなったり、黒点病になっていたりする。毎日10枚ほどの葉っぱをとるが、新しい葉っぱがそれよりも多く出てきている。光があまり差さない奥にヤブコウジの鉢を押し込んでいたので、葉っぱがたくさん枯れていた。伸びた枝を切り取り、枯れ葉をとり、光の当たるところに移した。ヤブコウジは冬に小さな、とても可愛い紅い実がつく。新しい葉っぱもいっぱい出てくる。光の当たらないところに押し込んでごめんと謝った。

 アメリカで、大統領選で共和党ドナルド・トランプ民主党のカマラ・ハリスのテレビ討論会があった。ABCのキャスター二人が両者に質問するという形で進行。観客がなく、一方が喋っている間は、他方のマイクの音源を切るという形で行われた。経済政策の違いが明らかになった。ハリスは「中間層と労働者を引き上げる計画を持ち、トランプ氏は富裕層や大企業に減税し優遇するものだと批判」。トランプは「インフレを招き、アメリカ史上最悪」と民主党政権を批判。お互いを批判する激しい応酬があったという。NHKは支持率は、ハリス48.4%、トランプ47.3%と報道。

 BBCは生の声を報道し、トランプは事実と違う、出鱈目なことを言っているかを示した。例えば、不法移民がペットの犬や猫を食べているとか、中絶問題では、出生後の赤ちゃんを「処刑」しているとかなど。司会者は、誕生した赤ちゃんの殺害が合法とされている州はないと、否定した。

 フランスの「ル・モンド紙」はトランプ氏が、シワ顔で老けて見えたと報道し、「マルキスト・ハリス」とレッテルはりをしたと伝えた。ハリスについては「自信に満ち溢れていた」と。実際の討論を報道していた。「中絶」「経済」「移民」についての両者の発言も、生の声を届けていた。

 フォロワーが2億人以上いるという、女性歌手のテイラー・スウィフトさんがハリスさんを支持すると表明した。「報道1930」では司会の松原耕二は、アメリカで黒人男性にインタビューをし、多くがトランプ支持だったことを指摘した。松原自身にハリスを「女性・黒人」という視点で捉える枠から出ていないと感じた。アメリカを論じるときのステロタイプなイメージが払拭できていない。