Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

朝市のお花 ガザの子供たちから バラのお手入れ 自民党総裁選挙は誰のため?

15日(日)大原の朝市に出かけた。夏野菜はもう終わりになるので、オクラ、万願寺、コリンキー、ジャガイモなどを購入。お花は、モンステラ、ユリ、トルコキキョウ。モンステラは大きな葉っぱなので、少し戸惑ったが、挑戦してみようと思った。なかなかうまくいかなかったが、ユリが咲くと豪華間違いない。朝市には、それぞれのお店の方が、その時に一番いいものを持ち込まれるので、新鮮そのもの。

 午後は遠方より来客あり。30年前にタイムスリップしてあちこちへ旅したような感覚に襲われた。とても元気になった。食事は大勢でする方がずっと楽しい。コロナで人との交流と、移動が奪われた。とても損をしたような感覚をどうリカバリーできるのだろうか。

 「gaza-apres-le-7-octobre」(『10月7日からのガザ』)というドキュメンタリー・フィルムへアクセスできることを、知り合いからメールで知らされてきた。メディアで取り上げられる映像は、瞬間的で、細切れで、脈絡がよくわからないことが多い。昨年の10月7日以降のガザの状況ー特に子供が置かれている状況が連続して映し出されていた。正視できない場面が多々あった。いかなる理由をこじつけようとも、「戦争」で子供を虐殺することは、絶対に許されない行為だ。「子供」が何をしたというのだろうか。市民が何をしたというのだろうか。いかなる理由も理由にはならない。

16日(火)今日も一日中、暑かった。午前中はいつもの病院に行き、いつもの薬をいただいた。病院に行くのは、先生から「大丈夫ですよ」と安心させていただくことなのかもしれない。何よりもの「薬」になっている。ちょっとしたことで、不安になったりするが、信頼する先生から「大丈夫ですよ」と太鼓判を押していただくだけで、元気になるような気がする。

 午後からは「バラのお手入れ」に出かけた。作業は三人だけだったが、枯葉はあまり出ていなかったので、早く終わった。葉っぱや枝に栄養分を与える作業も必要。とても暑くて、汗だくになったが、気分は爽やかだった。バラが綺麗に咲くには、とてもたくさんな人の手の作業がいる。

 今日は自民党の総裁選に出馬している議員たちが、沖縄に行き、そこで各自の思いを語っていた。普天間からの早期移転の必要性を訴えていた。アメリカの基地で働く兵士たちによる沖縄の女性たちへの性暴力に対して何も言ってこなかった自民党議員たちが、この期にのみ「抗議の声」をあげるとはなんだか、嘘っぽく聞こえる。誰に向かって何を言っているのだろうかと思ってしまった。沖縄の経済を活気あるものにするとも言う人もいた。この機会に「口先で薔薇色の社会」を語っていた。どうして今までそのための努力をしてこなかったのに、何を言っているのかとも思った。「裏金」も「統一教会自民党の関係」もいっさい言わない。今日の朝日新聞がすっぱ抜いた「安倍政権と統一教会の関係」を示す写真についてですら、「安倍さんは亡くなっているので」と言って、過去のこととして済まそうとする。「記憶にない」として済まそうとする。自民党は自分たちが犯したたくさんの間違いを何一つ反省もなく、無かったことにして済まそうとする。誰が自民党の総裁になろうが、何一つ自民党は変わらないと思う。