Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月14日 朝の散歩に植物園、コロナ感染症のワクチン、治療薬に思う

 今日はとてもいいお天気だった。嬉しくなり、朝の散歩にでた。賀茂川をくだり植物園まで行った。土手にはたんぽぽ、オオイヌノフグリナズナハコベホトケノザ、などが顔をだしていた。ようやく春になった。道ゆく人たちは誰もがマスクをしている。マスクはいつまでつけないといけない生活が続くのだろうか。人ともしゃべらない、食事も、お茶もしない生活がいつまで強いられるのか。

 植物園は大勢の人たちが椿や桜を観に来ている。植物園は椿がたくさん植っていて、それぞれに名前がついている。毎年何度も観ているのだが、種類の違いやそれぞれの名前に興味を持たなかったが、先日に椿のことをいろいろ調べていて、椿の名前は、バラの品種と同じくらい大切であることがわかった。学名は Camellia japonicaで、日本では古くさかのぼれば、『日本書記』にでてくるそうだ。オランダに住む外国人の友人は、お庭に咲いているCamellia japonicaを言い換えて、Japanese Roseと呼んでいる。白侘助と赤侘助に出会えた。三枚目の写真は菊冬至という品種。八重の美しい椿。

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トサミズキ、サンシュウ、ミツマタレンギョウは黄色の花をつけていた。

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桜ではなく、アンズが満開だった。桜よりは少し小ぶりで色も鮮やか。

バラ科サクラ属なので、桜と同じファミリー。アプリコットは英語名。アーモンドや梅、スモモなどとも近いとのこと。

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 ワクチン摂取は遅遅として進まない。ファイザー、アストカゼネカ、モデルナなどの海外の製薬会社からワクチンを購入契約をしているが、必要な人に必要なだけ、いつ届くのだろうか。ワクチンと同時にコロナウィルスの治療薬も必要だ。日本人の大村智博士はノーベル賞を受賞し、発見した「イベルメクチン」は外国で治療薬として使われいるが、日本では治験がないとの理由で使われることはない。最近のさまざまな番組で知ったことだが、治験には莫大なお金がかかり、時間を要するという。世界中で新型コロナの蔓延は初めてのことであり、実際に世界で使用されて、効果があるのであれば、日本も「イベルメクチン」を利用すればいいのではないか。大村氏自身もそう考えているという。同じくノーベル生理学・医学賞受賞の本庶佑さんも同じ考えだ。だが、なぜ厚生省や政府はそれを認めないのか。ワクチンを作る能力は日本にあるが、ワクチンを製造するための資金援助をなぜ日本政府はしないで、海外からワクチンを購入するのかわからない。そして日本へ安定的供給が危ぶまれている。オリンピックを控えて、ワクチン摂取が十分でない日本に世界中から選手を送り込むだろうか。

 東京はここ一週間、コロナ感染者は300人を超えている。東京周辺一都三県の緊急事態宣言延長は効果がない。そして21日には解除するのだろうか。まったく先がみえない。京都はこの週末、日曜日と大勢の観光客が遊びにきている。大きな国際会議も開催された。大きな人の動きが始まっている。今後どうなるか、わからない。

 京都外国語大学の生涯教育の一環としてシニアのための外国語講座が再開されるとの通知を受け取った。昨年一年間の講座はすべて中止になった。だが、今春期から始まるので、さっそくフランス語の講座を申し込むつもりだ。