Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

Vita Craft社のフライパン  水彩画教室に 13年前の東日本大震災 

11日(月)ブログを開いてみると、もう4日も経っていた。何をしていたのだろうか。先週は、筋トレジム・カーブスに行った。身体が軽くなり、だんだんと体力が戻ってきたという感覚はある。台所の引き出しを整理し、ここ何年も使わなくなったものを処分した。春になれば、お花見にお弁当を作り、大きな魔法瓶にお茶を入れ、ピクニック用のカップを持って出かけた。高野川沿いの桜、比叡山のガーデンミュージアム、植物園などによく出かけた。車を運転しなくなったり、コロナがあり自粛生活が続いたりで、ピクニックはしなくなった。高齢者になったこともあり、せいぜい植物園のなかを散歩する程度になった。もうピクニックには行かないので、プラスティックのカップなどは、処分した。数年前の断捨離では、大鍋類は全部処分したので、普段使う最小限のものだけになっていた。だが、どうしても処分できなかったVita Craft社の大きなフライパンをようやく手放せた。重たくて、片手ではもう持ち上げられなくなった。昨年にVita Craft社の軽いフライパンを購入し、毎日何回か使っている。つい最近、パスタもフライパンで湯がいてみた。ちょうどいい具合にできた。いま使っている鍋類はすべてVita Craft社のお鍋で、熱伝導がいいので、手軽に料理できるがうれしい。

 10日(日)2ヶ月半ぶりに大原の朝市に出かけた。いつものお花やさんや、お寿司やおはぎやコーヒや野菜を売っているお店の人たちが、心配してくれていた。ありがたいことだと思った。ミモザとちょっとめずらしい菊を購入した。3月8日に、イタリアでは男性から普段お世話になっている女性に感謝の気持ちをこめて、ミモザを贈る習慣があり、3月8日が「ミモザの日」と呼ばれるそうだ。ミモザが、「国際女性デー」のシンボルになったとか。 

11日(月)午後は「水彩画教室」にでかけた。輪郭を描かないで、画用紙に直接、筆にたっぷりと絵具をつけて、色づけをした。どんな色になるかは、想像がつかないが、どんどん色が広がっていくので、ついつい夢中になった。面白い絵が書けた。2年近く、私たちを教えてくださった先生が、広島に引越しをされるので、今日が最終日となった。これまでの作品をそれぞれが持ち寄って、品評会のようなこともした。同じ素材を描いたが、それぞれの個性がしっかりと作品に現れていて、面白いと思った。今日は7人も参加していた。

 13年前に、東日本大震災があった。どのテレビ局も特集をくんでいた。あれからもう13年も経ったのかと思った。当時、まだ仕事をしていて、会議中だった。そこにメールが入った。ノートバソコンで、速報をみると、大きな津波が押し寄せている様子が映し出されていた。亡くなられた方や今も行方不明の方たちが、2万人を超えるという想像を絶するような災害だった。その時の様子を今も鮮明に覚えている。福島原発の被害にもショックを受けた。いまだに解決していないにもかかわらず、東電や日本政府は、原発の汚染水を海中に流したり、再開しようと目論んだりと、ひどすぎる。

 今年のお正月に発生した能登半島震災では、珠洲原発を作らなくてよかったと誰もが思った。命がけで反対をした人たちがいたからこそだった。志賀原発ではどれだけの被害があったかは、いまだにあまり公表されていない。活断層はないと主張し続けていたが、現実には活断層の上に志賀原発はあった。こうしたことは、どう説明されるのだろうか。日本列島はいく層もの活断層の上にある。いつ何時、どこかで地震が発生するかわからない。地震に関する研究者は誰もが、いつか「起こる」と予想するが、その前にどうすれば地震を阻止できるかはいわない。誰にもわからない。ならば、莫大な防衛費を捻出するのではなく、せめて、防災対策だけはしっかりしてほしい。