Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市 貴船神社 ソファーの修理 保育園での出来事は?

 日曜日早朝、大原朝市に行く。6時半出発。ちょうど日の出の時刻。うっすらと空が赤くなりはじめて、刻々変わる空の色が美しい。お花屋さんがお休みだったので残念。菊の花を買おうと思っていたのに。人参や菊菜、海老芋などを購入。手作りの薄揚げはとても美味しい。入れたてのコーヒ(200円)は、爽やかな空気のなかでいただくと、とてもおいしく感じる。海老芋は薄揚げと炊き合わせた。和食がほっとする年齢になってきた。

 帰路、貴船神社によった。紅葉はすでに峠をこして、落下した葉っぱで彩られたカーペットになっていた。とても静寂で人気のない早朝の貴船は厳かな気分にさせてくれた。さすが観光客の足はぴたりっと止まっていた。街中や地下鉄沿線の駅には大勢の観光客で溢れかえっているが。コロナ感染者がぐっと増えた。連日世界一を誇っているそうだが、こんなことで世界一になるのは、不名誉なことだ。何の対策も施策のない。「自分の身は自分で守れ」といわんばかり。

 玄関横に外置きの物入れがある。もう使わなくなったお鍋やピクニック用の道具などどを詰めこんでいる。増え続ける電気コード類を処分した。少なくとも、この3年間(コロナの期間)は、一度も取り出すことがなかった大方の台所用品はもう使わない。すでに自転車は処分していたので、自転車の空気入れは不要。トンボ取りの網はしばらく置いておくことに。キャリーバックも三つだけ残して処分。かなりすっきりした。少し残っているペンキ類も使うあてはないので、処分。残したのは、梅干やラッキョをつける瓶類や寿司桶などの台所用品など。ピクニック用のバスケットは保留。気持ちまですっきりした。

 居間においてあるソファのカバーがボロボロになっていて、その上からカバーを欠けて、ボロ隠しをしている。そのカバーの裏が擦れた破けていた。座ることで布が擦り切れるのだと思った。それだけ人間の体重が重くのしかかると、布もしんどくなるのだろうか。ソファの切れ端があったのを思い出し、それを貼り付けた。その上にカバーをかけるので、見えない。手仕事は何でも好き。オランダから来たこのソファーはもう20年も使っている。とても座り心地がいいが、ここにゆっくり座る時間を作らなければと思った。

 保育園での問題がいろいろとでている。送迎バスでの置き去りにより、死亡事故がいくつかあった。今回は一歳児に対する身体的・心理的暴力を繰り返し行ない、表面化する前に、共謀した3人の保育士は退園している。そのことを知っていた園長は他の保育士に対して、口外してはならないという念書を取っていたという。まだまだ物が言えない一歳児に対する体罰があまりにもひどい。逆さ吊りをしたり、お仕置きをしている。なんということだろうか。一歳児なら、泣いたり、拒否したりして、自分の気持ちを表現するしかない。考えられないようなことを保育所ぐるみでやっていたとしたら、保育所を経営する資格はない。今回の事件をきっかけに保育所で、子供たちがどう扱われているかの調査が入った。一番多いのは、散歩中の置き去りが多いそうだ。私がよく散歩する賀茂川では、お天気のいい時には保母さん2、3人で20人ほどの園児を散歩させている。とてもご苦労が多いと思いながらも、子供たちの笑顔にほっとする。保母さんや保育士さんたちのストレス発散が子供たちに向かうとしたら、これは大変なことだ。子供たちの命まで奪われているとなると放置できない問題だ。国や社会全体が取り組むべき問題だと思う。私自身も保育所で子供を預かってもらって、仕事ができた。とても感謝している。