Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

メリル・ストリープの映画を観る ワールドニュースから

 机の上にあるコンピュータの前に一日中座っていた。Netflixで「プラダを着た悪魔」をみた。以前にみたことがあるように思うが、メリル・ストリープはいつみても格好いい。「クレイマー、クレイマー」「ソフィーの選択」「恋におちて」「愛と悲しみの果て」「激流」「マディソン郡の橋」「マンマ・ミーア!」「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」「31年目の夫婦げんか」等などに出演していたメリル・ストリープ主演の映画作品をみてきた。その時代その時代の「格好いい」主体的に生きる女性を演じていた。ときどき私のFacebookに現れるメリル・ストリープは過去と現在の写真を載せているのだが、いい歳のとりかたをしている。「人はありのままでいいのだ」と。2017年のゴールデン・グローブ賞の授賞式で、メリル・ストリープは、名こそ出さないがトランプ大統領が「障害のある記者を真似て嘲笑した」ことを痛烈に批判した。「他人への侮辱は、さらなる侮辱を呼びます。暴力は暴力を扇動します。そして権力者が立場を利用して他人をいたぶると、それは私たち全員の敗北です」と言ったという。トランプ前大統領は、また大統領選挙に出ようというが、人権感覚のまったくない人が国家権力を持つとどうなるか、多くは知っている。だが、それを許容するアメリカ社会は、どうなっているのだろうか。

 次期戦闘機の輸出解禁問題で自民党公明党の間で不協和音が聞こえてくる。ウクライナ ではロシアがウクライナ 側に打ち込んだドローンを解体して、どういう機能があるのか解析していることがワールドニュースで報道されていた。日本製のカメラが設置されていることを明らかにしていた。すでに日本製のものが「武器」として使用されている。なし崩し的にすでに、「戦闘機」の輸出は行われている。だが、自民党政府はおっぴらに「戦闘機の輸出解禁」しようとしている。連立を組む公明党はこの「解禁」には慎重な姿勢を示している。自民党政権がこの件で急ぐのは背後にアメリカからの要請でもあるのだろうか。でなければ、岸田首相が今月内に解禁容認の結論を急ごうとするのは何故だろうか。