Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月23日 アメリカの大統領は?

f:id:mwenge:20210123160012j:plain

 昨日作ったリュックサックの背側にiPad入れを縫い付けた。横にはペットボトル入れをつけた。どれもこれまであるものを有効利用したが、早くこのリュックをかついで、外にとびだしたい。

 昨夜は、報道ライブを2つみた。一つは松原耕二さんの「報道1730」。ゲストは、佐藤正久自民党外交部会長)、岡本充功立憲民主党 衆院議員)、二木芳人(昭和大学医学部 客員教授)。菅首相が国会でも何度も口にしているが、ワクチンが2月から入るので、オリンピックも大丈夫だと甘い観測を述べている。このことが議論になった。6月までにはワクチンが摂取できるといい続けてきたが、最近のニュースでは日本政府とアメリカのファイザー社との正式契約で今年の年内までに、とワクチン入手が今年12月までに延期されたことが明らかになった。なんという嘘やごまかしで、国民を騙し続ける。政府はなぜそうなったかの理由も説明もしない。ワクチン大臣となった河野太郎氏と官房副長官坂井学氏との間で、齟齬があった。誰かが言っていたが、「船頭多くして船山に上る」とならなければいいのにと。政府はなぜ、厚生大臣に総指揮をまかせて、そのもとで各省庁が協力してコロナ感染症と戦わないないのかと思う。その総指揮官は首相なのに、菅首相は国民に対してなにも発信しない。なんともおかしな国だ。

 二木芳人さんの、コロナ感染症に対する解説や説明は非常によくわかる。真の科学者の言葉はとても明晰で、重い。

 もう一つの報道ライブは8時からの「BSフジのプライムニュース」。こちらは、田中均氏(元外務審議官 日本総研国際戦略研究所理事長)、木村太郎氏(ジャーナリスト)、中山俊宏氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)。木村太郎氏は以前からトランプ派で、バイデン新大統領を快く思っていない。現実には民主党が勝利したのは、アメリカ国民が選択したことだ。民主主義や、人権主義や、重要ポストに女性を大勢起用したこと、トランプ氏がとったパリ協定からの離脱、WHO離脱などの撤回をバイデン大統領は即時にやってのけた。こうしたバイデン大統領の姿勢をなぜ日本のジャーナリストが批判するのかわからない。うまくいかないと誰もが言う。日本でも、自民党公明党以外の野党に対して、「野党に政治を任せられない」というわけのわからない理屈をばらまいて牽制している政治的態度と同根だ。

 土曜日の午後5時半から始まる毎日テレビの「報道特集」も気になる番組だ。今日はトランプ時代をとりあげ、最後に議会襲撃を誘導したトランプ氏の責任を検証した。一般参加を禁じて、州兵を多数導入して行われた大統領就任式は異常だった。トランプ支持者たちの取った行動は、明らかに暴力による民主主義への挑戦であり、ヨーロッパの多くの国のトップの人たちが、声明をだしたのは当然のことだった。だが、日本政府は何の主張もしなかった。そして国会での首相の対応があまりにも酷すぎることを番組は指摘していた。