Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語の授業 シャンソン アウトレットでの買い物 被災地への支援

5日(金)午後からはフランス語の授業がはじまった。年末年始の忙しい時期は、フランス語の勉強から遠ざかっていた。そのためもあって、1月の授業が始まり、気を引き締めて学ぼうと改めて思った。少しお休みをしている方が数人いたが。フランス語の単語がはっきりと聞こえてくることが一番で、そのあとに動詞の活用を考える必要があった。聞き取りでは、3年前に教室でみんなと一緒に歌ったシャンソンが冒頭ででてきた。Michel JonaszのLes vacances au bord de la mer. 甘い声でやさしく、語りかけるように歌うシャンソンをあらためて素敵だと思った。 On allait au bord de la mer     Avec mon père, ma sœur, ma mère     On regardait les autre gens    comme ils dépensaient leur argent......が冒頭の書き取りだった。

 Édith Piaf のシャンソンをまた聴いてみようと思った。Hymne à l'amour, La Vie en rose, Sous le ciel de Paris, Mon Dieu, 等などを。ピアフは47歳で亡くなった。彼女の人生は波乱にとんでいて、激動の時代を歌に支えられながら、生きてきた。2019年1月に兵庫県立芸術文化センターで、大竹しのぶ演じる「ピアフ」を観た。ピアフが乗り移ったかのように演じ、歌う大竹しのぶの迫力はすごかった。ピアフのシャンソンは彼女の人生そのものだったと感じた。

6日(土)娘の家に行き、オープンサンドウィッチを食べたあと、栗東のアウトレットに買い物に出かけた。初売りとあって、大セールをしていた。コロナ禍の4年間は、あてのないショッピングに出かけることもなかった。必要な物を短時間で購入することしかしてこなかった。縛りがとかれて、以前のようにブラブラとショッピングを楽しむ気分になった。大好きなgentenの小さなバッグを買った。自分へのご褒美のような気分になった。若い人は、着るものに一番興味があるようだ。

 車中から見える景色は家が密集していて、山肌を剥ぎ取って住宅地や工場地をつくっていた。能登半島地震で被災した人たちには、物資が届かないとか、水や食料がないとか、報道されている。想像もつかないほどの惨事に遭遇し、多くの人たちは、精神的、肉体的疲労が極限に達していると思う。ある地域の自治体は、お弁当の数が足らなかったので、すべてのお弁当を廃棄して、誰にも配らなかったという。不平等が生じて、文句が出るのを防ぐためだと弁解している。なんと愚かなのだろうか。岸田首相は防災服を着て記者会見に臨んでいたが、その裏では、背広に着替えていくつかの新年パーティにでていたそうだ。被災された人たちをいま応援できるのは、政府や自治体があらゆる手段を使って、早急に行動するよう声を上げるしかない。