Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月8日 アーティスティックスイミング観戦。大原の朝市

7日(土) 夜はアーティスティックスイミングを見た。日本は健闘していたが、最後に登場した二カ国、ロシアオリンピック委員会と中国が見事な演技をした。ロシアが一位、中国二位、ウクライナが三位で、日本は四位でメダルを逃した。水の中で立ち泳ぎをしながら、足や手を使ったり、空中に回転したり、高度な技術と芸術性を要求される種目。見ているほうもヒヤヒヤ、ハラハラの連続だったが、アクロバット的な演技に拍手を送った。シンクロナイズスイミングからアーティスティックスイミングに変わったことは、今まで以上に「芸術面」が得点化される。足や手の動きに加え、空中でどれだけ美しいフォームを作るかも問われる。身長のある選手たちのほうが、有利になることもある。長年日本チームを引っ張ってきた井村雅代監督や、よく戦った選手たちに拍手を送りたい。

 エディット・ピアフシャンソンを毎日歌っている。これまではただ聞いていただけだったが、一緒に歌うことにした。そのために歌詞を書き写して、プリントアウトして歌詞帳を作った。英語配列になっているキーボードを使って、フランス語のアクセント記号のついている文字などが簡単に打てるようになった。とても便利で、ストレスがなくなった。もっと早くからやるべきだった。ピアフの歌はほとんどが、「愛の歌」で人生を歌いあげる。悲劇的な生涯を垣間見るものがあり、多くの人々を魅了したのも納得がいく。歌は得意ではないが、歌詞がリズムとともに自然に頭の中に入ってくる。そしてフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」も歌ってみる。フランス革命時の歌なので、勇ましい怖い内容だが、リズムがいい。

 

8日(日) 大原の朝市に出かけた。野菜をあれこれ購入した。小さな赤いカボチャ、トマト、オクラ、玉ねぎ、じゃがいも、ナス、ゴーヤ。夏野菜はどれでもおいしい。なんだか豊かな気持ちになった。小さなバラとスプレーマムの夏菊を購入した。オリエンタルリリとハイブリッドスターチスに分けて入れてみた。

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大原から帰ってきて、テレビをつけると、札幌でオリンピックのマラソン競技が映し出されていた。女子マラソンは予定より1時間繰り上げて、朝6時から始まった。その情報をしらなかった選手もいたという。気温はすでに25度、湿度84%。88人が出場し、15人が棄権した。東京と札幌ではほとんど温度は変わりがなかった。ゴール時点で29度。一山麻緒が8位に入賞した。

 男子マラソンが始まるころは温度は30度に近かった。走行中エチオピアの選手が棄権した。ふらふらしていた。暑さにやられたのだろう。エチオピアは高地にあるので、こんな暑さは想像を絶したのではないか。参加者106人中30人が棄権した。男女ともにケニアの選手が金メダルをとった。

 この時期のマラソンは厳しい。だが、日本は世界にむけて、オリンピックに最適の時期だとアピールし続けた。この時期は子供たちにとって夏休み期間中で勉学には向かない時期だ。では、なぜこんな時期にオリンピックを開催したのか。アメリカの放映時間にあわせたという。アメリカと日本の時差が12時間はある。アメリカ人がテレビで観戦するのにもっとも良い時間帯に合わせて、オリンピックの試合が行われた。以前から指摘されていた。なぜアメリカを最優先させたのだろうか。