Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

Facebook シャルル・トレネのシャンソン「パリのロマンス」 趣味の袋作り

 時たま、Facebookに写真を投稿する。国境を超えて、写真は意思疎通ができる。こんなところに行ったのだとか、いまこんな花が咲いているのだとか、こんな食べ物があるんだとか、さまざまなイメージだけで、意思疎通ができる。「素敵な景色を共有してくれて、ありがとう」と言ってくれる。元気に暮らしていることをお互いに確認することができる。簡単な言葉だけでいい。日吉神社西教寺の紅葉風景を載せるとあちこちから「いいね」があった。

 金曜日は、フランス語の一日。午前中は読書会で、ようやく仲間入りをさせてもらった感覚で参加。フランスでは数字の数え方が、独特で戸惑うことがある。17世紀にアカデミーフランセーズが数字の読み方を制定した。それにしたがうしかない。理屈ではないようだ。70、80、90の読み方が慣れるまで大変だった。70=60+10、80=4✖️20、90=4✖️20+10 。基本的には20進法なのだが、なれない私には難しいが、フランスの人たちは混乱しないのだろうか。慣れてしまえば、どうってことはないのだろうか。一週間は8日。日曜から日曜までが一週間なら、たしかに8日。日曜日に「また、来週にね」と言った場合は、確かに来週の日曜日のことになる。一週間7日の考え方は、日曜から土曜まで。文化の違いが生み出す言葉は、面白い。午後3時半からのフランス語の授業では、シャンソン歌手Charles Trenetの La romance de Parisの歌詞を読み、歌った。エディット・ピアフよりも2歳年上だが、同時代にシャンソンを歌った。この「パリのロマンス」は、シャルル・トレネが1941年の第二次世界大戦中に作詞・作曲をして歌った。最後の節では、「若い頃は青春をし、素晴らしい家庭を築き、子供をもうけ、静かに無名のままでなくなっていく、生まれてきたときと同じように去っていく。」という内容。リズムはテンポが速く、踊り出したくなるような曲だが、最後のメッセージはなんとも悲しい。戦争が若い人の生命を奪っていくことを、直接には語らない。シャンソンはごく普通の人びとの人生を謳う。映画「Romance de Paris」(1941)のために作った歌だったようなので、映画を見たいと思った。

 コンピュータを入れて、持ち運ぶバッグを10年以上は使っていたが、いまはもう使わない。久留米絣の切れ端をつないだお気に入りのバッグだった。握り鋏と目打ちで布の縫い目を解いて、布にもどした。洗濯をして、アイロンがけをすると、布が生き返った。木綿の久留米絣布はすごいと思った。ちょっと古びた感じは良しとして、ジーンズの布に貼り付けて、普通の袋にした。しばらく使おうと思う。ミシンを使ったついでに、古くなったタオルを雑巾にした。一枚のタオルから2枚の雑巾を作った。薄手の雑巾が一番使いやすい。6枚作った。