Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

宝塚歌劇団は? 阪神タイガース・オリックス・バファロー優勝記念パレード、イスラエルは世界から孤立?

 今日の午後は「バラのお手入れ」に出かけた。久しぶりに花鋏をもち、黄色くなった葉っぱや黒点病になった葉っぱたちを取り除いた。延々と続いた作業だったが、とても気持ちはすっきりした。別のところの花壇にカラミンサが繁茂し、もう枯れかかっていたので、かなり根元で枝をきってすっきりさせた。きれいな花壇になったのがうれしい。カタバミの仲間であるオキザリスが満開。しばらくは楽しむことにして、残す。夏のハーブに埋もれていた、クリスマスローズが新しい葉っぱを出し始めていた。太陽の光が届いた。

 宝塚歌劇団が原因で、一人の劇団員が自殺に追いやられたことに対して、劇団側が緊急会見を行った。調査報告書の内容が公表された。上級生からのパワーハラに関しては、事実としてはなかった。長時間労働に関しても事実確認はできなかった。調査方法として、団員62人から1500時間のヒアリングをしても、事実確認はできなかったと発表。何のための会見なのか、自らの組織を守るためのもので、劇団側に問題はなかったと主張しているように思えた。あらゆるハラスメント問題は、長年同じような主張と同じような手法で語られてきた。何の反省も何の問題意識も感じられなかった。あまりにも幼稚で悪意あるやり口に憤りを感じた。一人の人が身を挺して抗議したことを、一つも理解できていない。ジャニーズの性加害問題とどう違うのだろうか。

 宝塚歌劇団の木場健之理事長は、12月1日づけで、理事長職を引責辞任すると公表した。そんなことで責任がとれるのか。このやり方もあまりにも酷い。午後5時過ぎから、遺族側の代理人弁護士が会見を開いた。事実関係の認定を再度検討し直すべきだと主張。劇団のハラスメント対策が全くできていないとも。

 11月23日に大阪と神戸で予定されている、阪神タイガースオリックス・バファローズの優勝記念パレードになぜ5億円も必要なのか。クラウドファンディングで寄付を集めているが、大阪府市は、職員をボランティアで出勤せよと命じている。さらに教育委員会をとおして、教員に一人あたり3000円程度の寄付を出すように要請している。兵庫県は神戸市で祝勝会が開催されるが、警備など公務員の出動に関しては「公務扱い」とするが、大阪はそうにはしない。その違いは何なのかよくわからない。交通整理や警備は必要で、誰が責任をもつのか。大阪万博は莫大な税金を投入し、不足分も国費を投入してもらった。6割以上の人が反対する万博をゴリ押しして進める吉村知事は、祝勝パレードに冷たいのはなぜか。アンチ阪神ファンが怖いのか。阪神オリックスも自前で、パレードができないわけはないだろう。阪神オリックスもそれぞれの球場で十分の祝勝を得ているので、パレードをしたいのは誰なのか。最大費用がかかるのが、警備の問題なら、不思議なことだ。様ざまなデモなどは、警察署に許可申請を出さなければならないが、デモ主催者側が頼みもしないのに、勝手に警察官が出てくる。阪神が優勝した時には、道頓堀などあちこちに警察官1500人も出動して、厳戒態勢をとった。道頓堀川は水位をあげて、飛び込む人が川底にぶつからないように配慮したという。こうして公金が多く使われている。阪神オリックスのパレードは、なぜこんなにゴタゴタするのか。

 「報道1930」は、「ハマスが変えた世界地図」について、解説・検討があった。少しは理解できた。11月11日にサウジアラビアの首都リヤドで臨時首脳会議が開催された。アラブ連盟(21カ国、1機構)とイスラム協力機構(56カ国 1機構)が合同でハマスイスラエルùとの武力対立の対応について協議された。全加盟国がイスラエルの攻撃を非難した。アメリカがイスラエルを支援する中東政策は失敗だと。イスラエルのネタニヤフ首相の人気は悪く、彼を支える人たちが急激に減少している。世界から孤立しつつある。