Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ロシアはなぜウクライナを攻撃するのか。

「報道1930」を観た。ウクライナ大統領から、日本に「衛星データ」を提供してほしいと要請があったという。日本では元防衛大臣小野寺五典氏は、こうした情報を渡すことが憲法に抵触するかもしれないので、紛争国に情報を提供することはそれほど簡単ではないという。日本が持っている合成開口レーダーは、雨や夜間などでも雲を通過して地形や構造物の形を観測できるという。だが、日本ではそれは災害支援のために使用するものと規定されている。ウクライナにとっては精巧なデータが欲しいのは当然だ。

 一方、国際司法裁判所国際刑事裁判所(ロシア非加盟国)にロシアを「戦争犯罪人」として訴えているが、それほど効力はないという。国連が大きな力を持っているが、国連の決議を、理事国の一つロシアは拒否することができる。国際力や国際司法では、ロシアを止めることができない。

 ロシアは、2014年のクリミア侵攻により、ロシアの傀儡政権を打ち立てた。ウクライナをクリミアのようにしようとしているのが、今の状況だと誰もが分析していた。だが、現状はかつての8年前とは違うのは、ウクライナでは団結してロシアと戦っている点、国際社会が一致団結してロシアに圧力をかけている点を指摘する。

 プーチンは追い詰められると、最終的に核を使うかもしれないと多くが懸念している。先のバイデン大統領の「戦争犯罪者」という言葉には、プーチンの怒りに火をつけるかもしれない。

 一方ではアメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席が電話会談をすることになっている。中国国内では、習近平氏の3度目の国家主席を目指しているが、それに反対する人が出てきた。朱鎔基ジューロンジー 元首相(93)。習近平の立場が揺るぎ始めているので、アメリカと中国との会談がどのように出るのかが注目される。オリンピックの時には、わざわざプーチンが中国に来て習近平と会談している。中国は冬季オリンピック期間中に事実上のロシアの選手団の出場を停止した。ウクライナの選手には出場させている。米中の会談がどのようになったかは明日のニュースで明らかになるだろう。

 世界中の人たちが、ロシアとウクライナとの戦争状況を刻々とテレビで観たり、ネットやSNSで知ることができるので、どんな情報をも真偽を問わなければならない。虚偽の情報に振り回されてはいけない。

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 昨年末にバラの剪定をしたときにでた枝を挿木にして、部屋のなかで育ててきた。もう2ヶ月半になるので、そろそろ挿し芽用ポットから、大きな鉢に植え替えようと思った。昨日に植木鉢を買いに出かけたが、園芸店が休みだったので手に入れることができなかった。家にある小さな植木鉢に植え替えてみた。立派に葉っぱが出ていたのを5本選んだ。そのうち3本は立派な根が出ていたので、バラ用の土と普通の土と肥料を混ぜて植え替えた。あと2本は立派な葉も芽も出ているが、根が出ていない。きっと枯れるかもしれないが、植え替えて様子を見ようと思った。午後からお買い物に出かけたついでに、100円ショップに小さな植木鉢があったので、購入した。