Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

サザンカの手入れ、お習字のお稽古 大丸に

 

午前中はベランダの植木の整理をした。サザンカが新しい葉っぱを出す季節なのに、あまり元気がない。もしかしたら、幼虫にやられているのだろうかと思った。お天気は暑くも、寒くもないので、植木に水やりをした。バラは外側に向かって花が咲き始めた。植木鉢に植えているので、180度回転させて向きを変えた。ベランダに出ると、バラたちがこちら側に向いて、挨拶をしてくれているように思えた。ミニバラはピンク色だったのに、今咲いているのは全て赤色になっている。土や薬などの関係で、色が変わったのだろうかと思う。サザンカには虫はいなかったが、根詰まりが起こっていた。狭い植木鉢の中で、根がグルグル巻きに伸びて、髭根がいっぱいだった。呼吸ができない状態だったのだ。早く土替えをしていれば、こんな状況にはならないのにと申し訳ない気分になった。髭根をとり、不要な根を切りとり、根の周りの土をほぐした。植木鉢に新しい土を敷き、その上にサザンカの木を戻して、上からも土をかけて、隙間に土が入るようにした。そして元にあった場所に戻した。これで元気に育ってくれるといいのだが。

 午後からはお習字のお稽古に出かけた。私が書いたのは、千文字の「晉楚更霸 趙魏困橫」の前の部文。意味は、「晋と楚は、かわるがわる覇者となり、趙と魏は、秦に苦しめられた」。中国では絶えず戦争があったということか。コロナ禍の中、お習字教室もしばらくはお休みが続いたが、昨年から再開されて、10人ほどが集まっている。どなたも、唯一の社会交流の場となっていることを今日も改めて確認した。皆さんが元気にお習字教室に通えていることを嬉しく思った。もう二度と、場所の移動、人びとの集いを禁じられたくない。お習字の後、すぐ近くの大丸に立ち寄った。ファミリー食堂があった8階は全面立ち入り禁止場所になっていた。リニュアル中で来年春に再開予定。大丸の食堂は110年続いた歴史がある。厨房の設備の老朽化が理由。再開が待ち遠しい。

 スウェーデンフィンランドNATOに加盟を希望しているが、現在NATO加盟国30カ国。フィンランドは、第二のウクライナになることを恐れての決断だ。トルコはロシアの顔色を窺っているのか、フィンランドスウェーデンNATO加盟には難色を示している。トルコはNATO加盟国だが、ロシアとは友好関係を築いているために、フィンランドスウェーデンの加盟を認められない。ロシアのウクライナ侵攻に対して、西欧諸国がロシアに対して出した経済制裁にはトルコは参加していない。微妙な立場にあるトルコはフィンランドスウェーデンNATO加盟には賛成できないようだ。