Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

整形外科に デジタル社会の落とし穴と利便性 バラは元気に咲いている

 お盆あけに、整形外科にでかけた。大勢の人が診察に来ていた。1時間は待合室で待った。足の裏が水膨れになっていて夜になると、足がじんじんとする。こんなことは今までもあったが、しばらくすると治っていた。長く歩いたりすると起こるが、すぐに元に戻っていたが、今回はなかなか戻らないので、心配で病院にでかけた。先生は、診察後に、「まったく問題はない」と言ってくれた。軟膏をいただき、しばらく塗り薬を使うことになった。よく効いたように思う。足は第二の心臓ともいわれるので、とても大切な身体の一部。些細な身体の変化に敏感になっているようにも思うが。

 携帯電話のWhatsAppにインドネシア国番号からメッセージが届いた。夜中に海外から「ワン切り」電話がかかったりもする。海外の友人たちとは、Facebookメッセンジャーか、WhatsAppでつながっているので、電話がかかることはない。知らない人には、電話番号は知らせていない。おそらく詐欺電話で、まったく心あたりがないので、いま問題になっている詐欺グループからかもしれない。三井住友銀行の名を語ったフィッシング詐欺グループからも頻繁にメールがくる。私は絶対にそのようなメールを開かないが、なぜこんなことをするのかと思う。いまテレビ番組で放映されている連続ドラマ「CODE」は、コンピュータで命令して、人殺しでも、偽装画像も、偽装書類でもなんでも作ってしまう、そんな恐ろしい世界を展開している。人の人生を思うがままにあやつる。観ていて恐ろしくなる。だが、作り事の世界ではないように思う。「AIを使用する」とか「AIを使用しない」とかの次元の問題ではなく、すでに携帯電話を使う多くの人たちが、デジタルの世界の中で操られている。「本物の情報」か、「偽物の情報」かを見分ける、識字能力が問われる世界に私たちは放り込まれている。

 今朝、火災保険の更新に保険会社の方が来られた。かれこれ40年ほどのお付き合いなので、信頼して手続きを更新した。まずハンコが不要になり、紙媒体での通知はなくなり、メールでお知らせがくるとのこと。デジタル化への移行が進んだとのこと。会社に対しても、詐欺まがいの攻撃があるという。本物と偽物を見分けていくのは大変な作業だと。どこから発信されるかわからないサイバー攻撃と戦わなければいけない心理戦争には疲れる。だが、デジタル社会化の流れはどんどん進んでいく。私の友人の多くが、毎日コンピュータを開いて、メールをチャックするのが面倒くさくなったという。高齢者たちは、デジタル社会から置いていかれる。

 ハワイ・マウイ島で大規模山火事が発生し、大きな被害を出している。「警報のサイレン」を鳴らさなかったことが大問題になっている。多くが携帯電話を持っているので、いち早く情報を共有していれば、被害を最小にすることはできたのではないかといわれている。デジタル情報を発するかどうかを決定するのは、すべて人間。

 夏のバラは強い。こんなに暑い時期に、次々と元気に咲いている。すごい生命力だと思う。バラに負けてはいられないと思ってしまう。

 バラの成長を見守っていると、いろんなことを教えられる。健康管理、栄養管理、病気予防など、毎日のケアーが大事だが、それにきちっと応えてくれるのが、一番嬉しい。

 フランス語小説のオンライン読書会は二週間の夏休み。となると、なかなか勉強をしないまま、放置していた。しばらくぶりに読んでみると、結構余裕を持って読めた。知らない単語を調べることも楽しい。大体の予想もつくようになっていた。ちょっとした気分転換も必要だったのかもしれない。何事にもモーティベーションが大事。