Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

病院へ 習字のおけいこ 打ち水の効果は? ロシアの戦争行為は?

 31日(月)朝一番に、いつもの病院に行った。まったく問題はないとのこと。薬などをもらって帰る。先生からは、この暑い時期は水分を十分にとるようにとアドバイスを受ける。テレビでのニュースでは全国のあちこちで、熱中症で亡くなる方たちが大勢いるとのことで、高齢者だけでなく、若い人たちも、水分補給をするように注意喚起を繰り返していた。高齢者にインタビューすると、自宅にクーラーがないとか、暑さを耐えているとか、電気代が高から使っていないとか、個々人には、さまざまな事情がある。政府はこうした暑さ対策に何の支援もしない。夏休みに入った子供たちへの暑さ対策支援も必要かもしれないが、政府の「子育て支援」は、主に「子供を産む」ことに焦点があたっている。「子供を育てる」ことには、非常に曖昧なままである。

 8月1日(火)午後からはお習字だった。「稅熟貢新(ゼイジュクコウシン) 勸賞黜陟(カンショウチュッチョク)」の後半部を 書いた。「穀物を租税として納め新しい五穀を貢ぐのは農民の務め。よく納める者には賞をもって励まし、怠る者には罰を与える。」知らない漢字がある。黒と出を合わせた文字は、「チュツ、おと(す)、しりぞけ(る)」と読み、意味は「しりぞける。おとす。位をさげる。官職をやめる。追放する。へらす。数を減らす」。漢字検定一級に入っているらしいが、私は初めて見た。

 気温は明らかに36度近くあった。外気はむーっとしていて、息苦しい。地下道に入ると冷房が効いていて、ほっとする。夕方になり、風はなくむっとする外気に家がすっぽりと包まれている感じ。部屋の中は冷房が効いていて涼しいが、あまりの外気の暑さにクラクラしそう。打ち水をする。2度はさがったと思う。熱気を追っても、一瞬のうちに打ち水は蒸発してしまった。なす術なし。

 「報道1930」では、今後「ロシアがどうなるか」を議論した。反プーチン派「自由ロシア軍団」が、ウクライナを支援し、ロシア国内で戦っているという。ウクライナ軍の許可を得て、先のモスクワのクレムリンへのドローン攻撃は、「自由ロシア軍団」がやったものだと、明らかにした。ワグネルのプレゴジンの乱以降、ロシアではやがてプーチン政権が崩壊するとみている。

 今日、ロシアのプーチン政権に反対する、ロシアからの分離独立を求める勢力らの集会が、都内の衆議院第一会館で、「ロシア後の自由な民族フォーラム」が開催された。この主催団体は、ロシアがウクライナ侵攻をしたとき、2022年春に創設された「自由ロシア軍団」。この集会には、ロシアの少数民族チェチェンブリヤートの分離独立活動家らも参加し、「自由ロシア軍団」幹部の元ロシアの国会議員らも出席している。ロシア崩壊を予想して、その後の日本とロシアのあり方が議論されたという。

 また、トルコの軍需企業バイカル社がウクライナ国内でドローンの生産・修理を行う工場を建設することを許可したことが紹介された。トルコは、ロシアとウクライナに対して、微妙な立場にあったが、このドローンに関してはウクライナに協力することになった、トルコはロシア側に立ち、NATO加盟国でありながら、NATOに加盟を求めた北欧の国に対して反対してきたが、ある地点で、ロシアと距離をとるようになった。

 何万人もの人びとの生命を犠牲にして戦争をしなければならない理由が、何なのかを知りたい。プーチン大統領は世界にむけて多くの人の賛同を得る説明をしてきただろうか。民間の住居や教会、病院、学校、発電所などの破壊、人間生活の破壊は、人を殺す戦争は、絶対に許されない。