Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

バラの手入れ、ロシアの暴走を誰がとめられるのか

 10月が始まった。今年も4分の3が終わった。あと3ヶ月しか残っていない。あっという間に時間だけは確実に過ぎていく。昨年と違うことを、今年になって始めただろうか。新しいことを経験しただろうか。

 娘の家に行った。庭に植わっているバラの手入れをした。この時期は枯れた葉っぱを取ることが一番大事。秋にバラの花を咲かせるために、余分な付加をかけないことが大事だ。若い人は誰でもそうだが、娘は日々の生活に追われ、花の手入れを念入りにはできない。春に結束バンドでとめていたところを解いて、すべての枝を自由にして、高さだけを切りそろえた。これから新しい芽と葉っぱと花がでてくるのを期待して。我が家から娘の家に移ったレモンの木が大きくなっていた。地植えで、太陽をいっぱい浴びるところに植わっているので、のびのびと成長していた。実がつくといいのだが。

 夕方に帰宅した。サケと野菜をキャセロールに入れて、オリープオイルをかけて、オーブンで15分ほど焼いた。手抜きの料理なのに、予想以上に美味しくできていた。野菜自体のうまさがよくでていた。豪華なお料理となったのも、おどろきだった。

 昨日の、ロシア側のウクライナの4州併合宣言から一日が経ち、さまざまな反応がでている。ひとつは、ロシアとドイツを結ぶ海底パイプラインのガス漏れを巡ってである。プーチン大統領は、昨夜の演説のなかで、このパイブラインのガス漏れは、欧米による破壊工作だと一方的に非難した。アメリカのバイデン大統領は、ロシアが嘘を広めていると反論している。こうした構図は容易に推測できるが、海底パイプラインを破壊して困るのは欧米のほうだ。ロシア側の嫌がらせだと考えるのが普通ではないかと思う。単純な事故ならば、調査すればわかるはずだ。

 国連の安全保障理事会では、ロシア側がアメリカの関与を告発したが、アメリカは断固否定して、激しい応酬があったという。また、ロシアとウクライナの仲裁をかって出てトルコは、今回のウクライナ4州のロシア併合に関しては、「国際法の原則への重大な違反であり容認できない」とし、「トルコは2014年に違法に行われたクリミア併合も認めておらずあらゆる機会にウクライナの領土の一体性、主権に対する支持を表明してきた」と表明している。

 ウクライナのサポリージャ原発の安全管理責任者のムラショフ氏がロシア軍に拘束されたという。目隠しをされて、車で連れ去られ、行方不明だという。こうした情報は一瞬のうちに世界中に拡散される。誰がプーチン大統領の暴走をとめられるのだろうか。ロシア国内では極右派はプーチン大統領のやり方は生ぬるいと批判し、反対派はプーチン大統領を批判して、戦争をやめさせようとする。その中間にプーチン大統領がいるという。いずれにしても、プーチン大統領の暴走を誰がとめられるのだろうか。核使用によって、自らの国が大きな痛手をこうむってから、気づくのだろうか。