Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ウクライナ戦争はどうなる? NHK朝ドラの視聴率?

「報道1930」では、プーチン大統領とロシア軍の本音について議論していた。クリミア橋が爆破された後、ロシア側はウクライナの都市、キーウを含めて何箇所もミサイル攻撃をした。この問題はあちこちの番組でも取り上げているが、真相はわからないというのが結論。ロシアとトルコが会談をした。どんな結論をだすのか、注目されている。トルコのエルドアン大統領は、仲介役をかって出ているが、プーチン大統領は何を求めるのか。エネルギー会議で、プーチン大統領はガスパイプラインをトルコに作りたいと申し出ている。その真意はわからないが、プーチン大統領の狙いはおそらく、トルコを仲介役として利用し、ロシアのエネルギー資源を輸出する狙いが大きい。番組の途中で、プーチン大統領エルドアン大統領の会談では、ウクライナの問題は出てこなかったと報道があった。トルコの真意もよくわからないが。

 今日のゲストは高橋杉雄氏(防衛研究所防衛政策研究室長)と駒木明義氏(朝日新聞論説委員)。コメンテーターに堤伸輔氏。ゲストのお二人はほぼ同じ意見だった。最近ではロシア側は、頻繁に「テロ」という言葉を使い始めていることが気になると指摘。つまり、「テロ」を口実にして、攻撃を強めるきっかけ作りをしていて、それほど効果をあげていない。ロシアの焦りが見え隠れすると指摘。ウクライナ側は欧米の武器供与を受けて、反撃に出て成果をあげている。ロシア側は行き詰まり、大きな戦況にはなっていない。確かに、ロシア側の兵士の死者数をみても、ロシアでの公式発表は5,000人強だが、実際には45,000人を超えるといわれている。ウクライナとロシアを合わせても、何万人もの命が犠牲になっている。何のための戦争なのかと思う。この戦争を止める力は何なのか。ウクライナは欧米側から武器を供与されて、ロシアと戦い続ける。ロシアが戦争を終わらせない限り、戦い続ける。現状が続けば、ロシアは出口を失い、自暴自棄になるかもしれない。最後は「核兵器」を使って自滅するのだろうか。

 政府は、健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカード一本化する方針を明らかにした。9月末までにマイナンバー交付率が49%になったことが引き金になっている。健康保険証や住民票も選挙権行使もワクチン接種も、ありとあらゆるものが既にデータ化されている。なぜ、政府はマイナンバーカード制度化にこだわるのかわからない。国民管理しか考えていない政府に不信感をいだく人はたくさんいる。「デジタル社会の基盤」と言っているが、マイナンバーカードを発行したからと言って、「デジタル社会」が構築できるものではない。二万円分のポイントを出さなければ、カード化できない「国の政策」ってなんだろうと思う。二万円だって、国費、国の税金なのだから。

 NHKの朝ドラの出演者がだいたい年末の紅白歌合戦に出演することが慣例らしいが、春の朝ドラ『ちむどんどん』の視聴率が伸びなかったことを理由に、黒島結菜さんは「紅白」に選ばれていないという。私は朝ドラファンなので、欠かさず毎日観ている。観れない時は録画したのを観る。テレビ局は視聴率を気にするが、なぜ『ちむどんどん』の人気が悪かったのかを考えていない。

私はいい番組だと思っている。終始沖縄の問題に焦点をあてていた。食べ物文化を中心としていたが、沖縄の歴史や文化や生活や人々のつながりなどが、存分に描かれていたと思った。視聴率の低迷は「沖縄」に興味がない人が多すぎるということではないか。「沖縄」は自分たちの生活と関係ないと思う人が多いということではないか。視聴率を気にするのがおかしい。視聴者に迎合しようとするからNHKのニュースはおかしくなっている。「視聴者」とは誰かを考えて欲しい。

 

(写真は今朝に切った大輪のバラ)