Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ワクチンの反応 習字教室 ウクライナ 状況とNATO東京事務所は?

11日(火)昨日は、6回目のコロナ・ワクチンをうってもらった。これまではずっとファイザーだったが、昨日のはモデルナだった。夕方から熱がでて、夕食もとれないほどだった。解熱剤を飲んで、早くからベッドに入っていた。どんどん熱が上がっていくような気配がして、38度4分まであがった。翌日には正常にもどっていたので、安心した。ワクチンが身体のなかで闘って新しい免疫を作っていたのだとすれば、効果があったのかと思った。私は熱をだすようなことはあまりなく、疲れたと感じた時には一晩寝れば回復した。今回のように熱がでると、何だか不安になった。私はインフルエンザのワクチンはここ10年ほど、毎年やっているので、インフルエンザに感染することは防げているが、コロナ・ワクチンも、これから先もずっとやり続けるのだろうかと思うと心が暗くなる。9月以降はコロナ・ワクチンは課金されるとのこと。最近ではコロナ感染が拡大しているというが、感染者数の統計が厳密に取られていないのと、感染していても、届け出ることなく日常生活を送っている場合もあるので、本当のところはわからなくなっている。今後の感染症対策や治療薬の開発などにとても大事なデータとなると思うのだが。

 午後からはお習字教室にでかけた。「俶載南畝 我藝黍稷」の後半部を書いた。「きび、あわを植え付けて農業に励んだ。」と言う意味。先日上賀茂神社であった「日曜市」で購入した筆で書いた。とても柔らかい筆で、うまく墨を吸い上げてくれる。「弘法筆を選ばず」で、自分の技量のなさを道具の所為にしてはいけないが、筆の先がきれいに整う筆は書きやすい。

 「報道1930」はずっとウクライナの問題をとりあげている。今日はロシア軍の作戦について語っていた。ロシア軍は戦闘機の集結を計って、ウクライナ軍の攻撃に備えているとか、ウクライナ軍はバフムトで敵を陣地から押し返しているとか、さまざまな議論があった。最近では毎日、毎日ウクライナ情勢をなぜ私たちが一喜一憂しなければならないかわからなくなっている。

 いま話題になっている東京にNATOの事務所を置くという議論もなぜなのかわからない。フランスのマクロン大統領はNATO北大西洋条約機構だから、日本は「大西洋」とは無縁だといい、日本がNATOの事務所を置くのはおかしいと指摘している。日本はアメリカとの話し合いによって、軍事行動を決めているのではないかと思う。そんなにNATOの軍事同盟を強めて地球をどうするつもりなのだろうか。戦争をしない平和な社会になぜ向わないのか。

 日本には「武器輸出三原則」があり、武器輸出は禁止されている。だが、最近では「防衛装備移転三原則」と名称を変更し、武器輸出禁止原則をなし崩している。しかも北朝鮮弾道ミサイル発射を異常なくらい報道し、戦争への可能性を示唆する。中国による台湾攻撃に備えての宮古島石垣島などの基地化政策が着々と進んでいる。日本は「戦争をする」国にかわりつつある。こうした方針転換に安倍元首相が舵をとってきたことが、真剣に問われなければならないと思う。だが、誰も問題にしない。「死者」に対する敬意とごまかして、やりすごし、着々と「戦争への道」を突き進み始めた。恐ろしい。