Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

コロナ感染拡大し続ける ゴルバチョフ氏死去 国際会議でのロシアの態度 

 今日のコロナ感染者数は、京都府で4,542人、京都市で2,830人。昨日は京都市内で1,376人で減少していたと思ったが、今日は元に戻って増加している。何故収まらないのだろうか。政府は「全数把握」をやめると言っているが、多くの部署からブーイングが出ている。その根拠が納得いかないからだ。無症状のコロナ陽性者は買い物に出かけてもいいという。無症状でも感染者がスーパーやコンビニに出かけると、多くの人と接触し、ウィルスが拡大するのではないかと疑念する。マスクをしていれば大丈夫と言えるのだろうか。もうすでに感染経路も調べていないので、スーパーはすでに感染場所になっているかもしれないが、そんなことを言えば社会生活はパニックになる。学校もそうだ。無症状でも感染者が出入りしているとなれば、パニックにならないだろうか。

 自宅待機している陽性者は、食料品の確保が難しいのはよく理解できる。一人暮らしや、高齢者であれば大変だと思う。自治体などから配給される食料がきちっと届かず、大変な思いをしていることはすでにメディアが取り上げている。地域やコミュニティがそうした人たちを支えるシステムは全くできていない。第七派のコロナ感染拡大が止まらないが、重症者が増えていないので医療体制は大丈夫だと言っているが、現実には軽症者であっても、突然病状が悪化して重症者になったり、自宅で死亡する人たちが増えている。コロナ感染症を普通の「風邪、インフルエンザ」扱いになれば、PCR検査も、抗原検査も受けなくなり、病院に行かない人が増えるだろう。そして、感染が爆発的に拡大するのではないかと思う。財政的に大変だというならば、軍事費の拡大、「国葬」などへの出費、オリンピック運営費が示すような莫大なお金の流れ、等などをきちっと監視し、おさえていけばいい。国民の命と生活を第一に考える政治であれば、コロナ感染症も抑え込めると思う。以前から議論されてきた、仮設医療テントやPCRなどの検査所を何故作らないのだろうか。外国のワクチンを購入しないで、日本製のワクチン開発を支援し、コロナ下で生活が困難になった人たちへの支援を最優先しないのか。政府はコロナ対策を放棄している。莫大な国費を使って「国葬」などしている場合ではない。

 ゴルバチョフ氏が91歳で亡くなった。「ペレストイカ(改革)」と「グラスノスチ(情報公開)」を実行し、冷戦時代を終わらせた。プーチン大統領が今やっているウクライナ侵攻は、ゴルバチョフ時代の政策とは真逆で、歴史を逆行させるものだ。プーチン氏の考えを真正面から批判して、彼を糾す人や国はないのだろうか。

 インドネシアで開催されていたG20=主要20ヵ国の環境と気候変動問題・閣僚会議が31日に終了し、ロシアと欧米各国の対立が鮮明となり、共同声明が出せなかった。8月1日から4週間にわたって国連で開催されていたNPT=核拡散防止条約の再検討会議は、最終日になって「最終文書」の草案のウクライナ情勢をめぐる文言にロシアが反対したことで、合意に至らなかった。ロシアは世界から孤立してまでも、何故ウクライナを占領したいのか。たくさんの人の生命を奪っていることをどれだけ認識しているのだろうか。