Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

紫陽花の季節 お習字教室と マイナンバーカードは本当に安全か

 テレビを観ていると、あちこちの紫陽花たよりが届く。京都では三室戸寺の紫陽花は見事で、何度かでかけたことがある。長岡京の奥にある、柳谷観音楊谷寺では、静かに散策できたが、ある時テレビで紹介されてからは、大勢の人が押し寄せ、狭い山道を登っていくところが、たいへんな交通渋滞になった。いつもは数分で行けるところを3時間以上もかかった。それ以来はでかけていない。大原にある三千院の紫陽花も、古来の日本紫陽花が自生しているのと、青紫陽花がすばらしい。下から細い川沿いの道を上がって行き、静かな三千院で静かな気持ちで自然に包まれるのが好きだった。しばらく出かけていないので、行ってみたいと思うが、昨晩のニュース番組で紹介されていた。我が家の紫陽花も満開。

   

午後からは、「バラのお手入れ」に出かけた。二週間前には花が終わり、枯れた葉っぱや枝を切り取り、綺麗にした。梅雨に入って、蒸し暑かったり、雨が降らなかったりで、葉っぱがカビ病にかかり、一気に広がったようだ。丁寧に一枚一枚きりとった。かなり時間がかかったが、夏にもう一度バラが咲き、秋にも咲く。病気の葉っぱは早く取り去っておかないと、美しく咲かない。「バラのお手入れ」が大事。そのあと「お習字教室」にでかけた。

「俶載南畝 我藝黍稷(シュクサイナンポ ガゲイショショク)」の前半部を書いた。「南に面した日当たりのよい畑で、耕作を始めた。キビ、アワを植え付けて、農業に励んだ」という意味だとか。最初の文字がなかなか難しい。初めて見る文字で、何と読むのかわからなかったので、ネットで調べてみれば、「俶」という文字だった。漢字はきれいな形をしている。

 夜は日本男子サッカーを観た。相手はペルーで、4対1で日本が勝った。なかなか面白い戦いだった。ゴールを決めるまでは予想もつかない戦いにハラハラ、ドキドキする。

 マイナンバーカードのシステムがうまくいっていないことが、ここ次々にでてきた。初めから予想がついていたが、政府はシステム管理の初歩的なミスや誤入力で問題を誤魔化そうとしている。世界中どこをみても、いま日本がやろうとしている、全ての情報を一本化して国民を管理しようとする発想そのものに無理があり、やってはいけないとして、カードの一本化をしない方向で進んでいる。それなのに、日本はなぜやりたいのかを「丁寧に説明する」必要がある。2万円分のポイントを与えて、マイナンバー化をすすめてきたが、そこにも大きな落とし穴があったようだ。システムがうまく機能しなかったのにもかかわらず、「入力ミス」で誤魔化してはいけない。そもそも、名前の入力ですら、漢字入力を省略して、「よみかた」のみの入力だという。それでは、私と同じ名前の人は全国に何百人といるかもしれない。その人たちを、どう区別し、どう見分けをつけるのだろうか。このレベルでの問題発生は初歩の初歩で、システムを作っている人たちに大きな責任がある。2万円のポイントをもらってマイナンバーカードを作った人でも、もうすでにカードを解約していると聞く。問題が続出しているのは、健康保険証関係だともいう。本当にすぐに問題解決できるのだろうか。デジタル化が危険だということになぜ気づかないのだろうか。