Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お習字 プーチン大統領の演説

 21日(火)朝起きてみると一面雪。ベランダの植木は雪帽子をかぶっていた。空気が冷たく、雪が吹雪いていた。昨日は春日和だったのに。夕方のニュースでは、京都の「幻想冬景色」が紹介されていた。鞍馬寺、御所、下御霊神社天橋立などなど。清水寺の冬景色に海外からの旅行客が感動している様子も紹介。テレビ画面に現れる京都のあちこちは、美しい。だがそこで生活をしている人たちにとっては、他の地域と同様に大変なことがいっぱいある。

 「バラの手入れ」は雪のために中止となった。この間にすべき作業はほぼ済んでいるので、作業をしなくてもまったく問題がない。お習字はいつも遅れて行っていたが、2時すぎから参加できた。書いた文字は、雁門紫塞 雞田赤城(ガンモンシサイ ケイデンセキジョウ) 「北辺の要地に雁門山と万里の長城がある。雞田と赤城は北境にある。」の後半部を書いた。

 プーチン大統領の演説が午後6時から始まった。「報道1930」でも取り上げていた。ロシアがウクライナに対する戦争に対して、ロシア国民に向けて語ったことは、この戦争は、西側諸国NATOアメリカが仕掛けたものだと強調した。ロシア国民に対しては様ざまな規制をかけて、言論の統制を強化している。ゲストは、防衛研究所の兵頭慎治さん、元陸上自衛隊東部方面総監渡辺悦和さんだった。どちらも戦争戦略に長けている人で、まるで戦争ゲームのように分析をしていた。戦略や戦法の議論には私はあまり興味がないが、プーチン大統領の演説を分析するには大事な論点になるようだ。プーチン大統領は来年の大統領選挙で勝利するための布石が始まった。そのためにも、ロシアの戦況と経済が安定していることを国民に向けて発する必要性があったようだ。西側諸国がウクライナ戦争を仕掛けたと繰り返す。なぜウクライナの民間の住居や学校、病院、教会などを破壊する必要があるのか、その説明はない。

 アメリカのパイデン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に会いにキーウに行った。飛行機に乗るのを避けて、列車で10時間近くかけて移動したという。ロシアからの攻撃を避けるためと、極秘裏に行動した。ロシアからの非難を避けるために、ウクライナへいくことを事前にプーチン大統領に伝えていたという。抑止力になるというのだ。だが、ロシアはバイデン大統領がウクライナに行くことを知って、ミサイルを発射して、威嚇しようとした。ミサイル発射は失敗に終わったので、よかったが、もし実際に着弾し、何らかの効果があったとしたら、大変なことになっていただろう。