Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

時間が飛ぶようにすすむ 蕗の薹、市民マラソン、植物園の梅林 ロシア・ウクライナ戦争とは?

 18日(土)水彩画教室に午後からでかけた。春をつげる蕗の薹を描いた。日本原産の山菜のひとつ。山道の縁に顔を出す愛らしい山菜だが、長いこと山道を歩かなくなったので、スーパーの野菜コーナでみかけるだけ。酢味噌和えで食べるとおいしい。ゆっくりとあちこちの方面から眺めて、描いた。なかなか難しいが、春らしさがでるといいが。

19日(日)京都市民マラソン京都市内であった。およそ1万5千人が参加した。西京極総合運動公園から朝の9時に出発し、平安神宮までのマラソン距離を走る。京都の各名所の近くを走るので、ランナーたちにも、路の応援団にも楽しい。。梅宮神社、大覚寺仁和寺平野神社、今宮神社、西賀茂橋上賀茂神社、植物園、下鴨神社京都御所銀閣寺、平安神宮まで。よく京都で行われるマラソンコースとは異なるので、地元の人たちの応援がある。我が家の前も通るので、ベランダからと地面から声援を送った。雨に濡れながらも、必死で走る姿からエネルギーをもらう。家の前の道路はバスが路線変更で走らないが、3年ぶりのマラソンなので、うれしい。ようやく普通の生活に戻れるような気分になった。

 真夜中に夢現に消防車のサイレンの音がなりつづけていた。しばらくしてトイレに行き、部屋に帰る途中窓の外に赤い光が点滅していた。消防車がいっぱい集まっていた。ベランダ側の窓ガラス越しに見ていると、炎がメラメラとあがり、暗い空を照らしていた。翌日のテレビニュースで、賀茂川を挟んで西側の家が3軒焼けたそうだ。火元とみられる家には89歳の女性が一人住まいで全焼したようだ。隣の家は延焼。もう一軒は少し焼けたらしい。いずれにしても真夜中の火事で恐ろしかったことだろう。一人暮らしの家で何がおこったのだろうかといろいろ想像するが、わからない。京都では結構高齢者の一人暮らしが多い。ストーブの火が何かに燃え移ったのだろうか。どこかの電気プラグがショートして火がでたのだろうか。ガスの付けっぱなしを忘れて、寝てしまったのだろうか。いろいろと想像するが、わからないし、火事の原因までは放送しないので。火元だけは寝る前にしっかりと確認しなければといつも自分に言い聞かせるが。火事は怖い。

 20日(月)久しぶりに朝の散歩にでた。いつものように賀茂川を降り、植物園まで。しばらく園内を散策。梅の花が咲いていた。紅白の梅、寒さなどとものともしないで、清楚で凛としていた。知らない間に春がすぐそばまでやってきた。筋トレジム・カーブスに寄る。1月からずっとお休みしていたので、1月誕生お祝いに小さなポーチをいただいた。そして会員になって5年以上になるので、ゴールド会員カードをいただいた。ありがとう、感謝です。

ロシアのウクライナ攻撃が止まない。ウクライナの多くの人が住む民家やアパートが破壊された写真がテレビで映し出される。トルコとシリアの地震で多くの人が命を失い、住宅も崩壊している。人災であれ、天災であれ、この寒い時期に住む場所を奪われた人たちのことを思うと心が痛む。「報道1930」は連日ウクライナの問題を取り上げているが、戦況の分析や戦法のことばかり議論して、戦争終結や和平の道を探ろうとはしない。アメリカやEUに武器贈与と支援をウクライナ大統領ゼレンスキー氏は懇願する。ウクライナを舞台として、ロシア対欧米の「代理戦争」となっているのではないかと思ってしまう。そうした中、アフリカの多くの国がロシア側につき、ロシアの戦争企業ワグネルに参入していく。第三次世界戦争へ突入していくのではないかと懸念する。中国は仲裁に入ると言い出しているが、現実にはどうなのか、まだ信用できない。アメリカのバイデン大統領がウクライナに出向き、ゼレンスキー大統領と会見したことは、ロシアに対する大きな圧力になるだろうが、どんな意味があるのか。アメリカはウクライナに対して、武器供与の支援を約束した。それぞれの国の思惑ばかりが一人歩きをする。いやな時代になった。