Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

冷暖房機の設置 アフリカ文学会のパネルに 「報道1930」女性国会議員と討論

 朝9時半ごろに、冷暖房機の取り付けに2人の職人さんが来てくれた。外側と内側で連携をとりながら、手際よく取り付けてくれた。それでも1時間はかかった。普通の100ボルトの冷暖機ではなく、200ボルトのものだったので、それの切り替え機の設置と、室外機との連結、などなどで余分に7040円も支払った。昨日の支払い時にはそのことは知らされていたので、当然に出費。音も静かだし、すぐに部屋が温まるので、買い換えて正解だった。部屋中が本やら机まわりのものが雑多に積んであったので、それらを片付ける。ついでに本の断捨離も同時にやったので、なかなか先に進まない。読みたい本がいっぱい出てくる。

 昨夜にケニア人の友人からラインがきた。アフリカ文学会の発表のお誘いだが、すでに私は学会には参加しないことを伝えたばかりだった。彼女は私にオンラインで参加できるという。テーマは、南アフリカのベッシー・ヘッドとシンディウェ・マゴナ、ケニアのミシェレ・ムゴ、レベッカ・ジャウなどを扱うという。どの作家もよく知っているので、パネルにオンラインで出ることを受け入れた。これらの作家が日本ではどう受け入れられているかを報告することにした。このパネルが受け入れられれば、すぐにオンライン料金250ドルを支払わなければならないという。コロナがなければ、テネシー州で開催される会場に飛んでいくのだが。

 31日(火)午後から「バラのお手入れ」にでかけた。12月、1月はバラの剪定時期で、枝もしなやかで自由に曲がってくれるので、4月ごろから咲き始めるバラを思い浮かべながら、誘引して柵にくくりつけていく。枝は下向けにならないように注意しながら、あれこれ意見を述べ合う。この休眠期をすぎると枝は硬くなって、思うように曲がらなくなるので、今の時期の誘引は大事だとのこと。1時間ほどの作業のあと、習字の教室に行った。

 「嶽宗恆岱 禪主云亭」((ガクソウコウタイ ゼンシュウンテイ) の後半部を書いた。意味は、「封禅の祭は云云山と亭亭山で行われる」。禅という字は、バランスがなかなかとれない。筆の先が割れてきれいに書けないので、いつも使っている筆ではなくて、以前によく使っていた筆にかえてみた。墨をしっかりと含むので、書きやすいが、墨の滲みがでてしまった。右上がりのくせがでてしまう。先生の指導になかなか添えない。

 今日も1日空気が冷たかった。朝には雪が降りつづいていた。今日の「報道1930」は、自民党松川るい立憲民主党辻元清美、国民民主党舟山康江の3人の女性議員が登壇。とても面白かった。政党の垣根を超えて、女性目線で議論があった。田原総一朗氏のいう「女性がトップになれば国が変わる」という言葉に誰も反対はないが、日本の選挙制度に問題があり、特に衆議員選挙には世襲制小選挙区制などで、必然的に男性が出馬する構造になっていると。特に自民党選挙対策委員長は男性で、選挙区で推薦する議員は男性となるという。そう簡単に変わらないと。次に紹介されたのは、アメリカの研究者が、「幸福度の高い国は国会議員の40%以上が女性」という調査を発表。1位はフィンランド、2位はデンマーク、3位はアイスランド。日本は54位でその比率は10%。少子化対策失敗の原因は「頭の固い男性議員」ではないかという問題が提起された。そして安倍晋三元首相の考え方は、「子供は家庭で」という観点から、社会や国家が「子供を育てる」という考えを認めなかった。議論はそこまでだったが、岸田首相が「異次元の少子化対策」をもちだしたが、その中身は時代の動きから少しずれているところがあると指摘。女性議員は超党派でさまざまな法案を作ってきたという。番組はそこまでだったが、久しぶりにすっきりした内容だった。だが、現実には頭の固い自民党議員の多くは統一教会に洗脳され、時代遅れの政策しかだせない。

 民主党政権のときに、「所得制限のない「子ども手当」」法案の採決を強行したときに、自民党丸川珠代が「愚か者めが」「このくだらん選択をしたばか者どもを絶対忘れんなよ」とやじを飛ばしたことが、今日の国会でとりあげられた。民主党政権時に採決されたものが、自民党政権で反故になり、いま国会で同じ法案を取り上げている。それに対して、岸田首相は予算委員会で「節度があるものであったかどうかは振り返らなければならない」と反省し、丸川珠代自身も「私を含め、党が反省すべきは反省すべきだ」とシャーシャーと述べている。民主党政権を潰すためには何でもやってきた。